グルメな日

１／６　（金曜日）　昼過ぎから野暮用で、街の銀行に行くハメに。
ヒゲには縁の無い銀行。もの珍しくてキョロキョロしてました。
窓口のオネーチャンは、優しく丁寧に教えてくれます。
後でカカァに聞くと、今は何処でもこんな親切らしい。

手続きが早く済んだので、近くでランチとやらを頂く事に。
寒いので左足がカジカミ、歩道の点字ブロックの凸凹に何度もつまずきながら
店に辿り着く。
“　雑魚屋　”　と云う名のそこは、ホテル・東急インの地下に在ります。
入口にはカタクチイワシが円柱の生け簀の中でぐるぐる廻っている。

　　　　　　　　　　　　

ヒゲの都合でカウンターに座り、１０００円の定食と、８００円の漬け丼セットを注文。
　　　　　　

ヒゲは直ぐに、焼酎のお湯割りを頼む。　ひと口すすると、鼻水が垂れる。（笑）
こんな寒い時は、焼酎はありがたい。　お湯さえ有れば簡単に、すぐ飲める。
日本酒の燗付けだと、コウは巧く行かない。　時間が掛かるのだ。

すぐ定食が運ばれる。ご馳走だ！　食べきれるかな？
テーブル席では奥様族みたいなのが、駄弁リング。
刺身で、さらに焼酎が進む。　「　焼酎お代わりネ！　」　昼間から呆れた奴だ。
刺身は、マグロに養殖カンパチなのだが、これは雑魚なのか？
まあ安いランチに、手が掛かるコノシロやヒイカが出せる訳も無し　・・・

　　　　　　
　　　　　　　　　　　《　食べ始めた後の写真。右は魚のあら炊き。　》

ヒゲは追い肴に、活カタクチイワシを頼む。
９０年代初め、ヒゲは博多のある店で、このぐるぐる回っているイワシを食べた事があった。
その痩せたソクラテスの不味い事。
餌もなく泳ぎ続ける魚達。当然、骨皮の筋ヱ門、脂も無ければ、旨味も無い。
ところが、この店のメニューの写真はどうも違う。
それではと、物は試しに取ってみる事に。
出てきたイワシは、頭と尻尾落として、腹出しして洗ってある。
成る程ネー。
　　　　　　　　　　　　　

前、博多で頂いたのは、これを更に身だけに開いたモノ。
活けの歯ごたえだけ。
ここのは、中骨がそのままだから、いわば天草での背切り（ セゴシ ）みたいなヤツです。
コレなら、痩せたイワシも、ゴリゴリとなって面白い。考えたモンだ！
漬け丼は、もろ刺身のヘタだが、悪くない。
定食のあら煮もあいまって、満腹。
帰宅したヒゲは、直ぐに昼寝して夜に備える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ーーーーー　続く

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