カメレオン症候群？

１／９　（月曜日）　ヒゲ達は、初めての居酒屋に向かった。
買い置きの食材が尽きたのだが、祭日（成人の日）だったので、
買い物を明日に延ばす事にしたのだった。
マンションに隣接した所にある、ホンの御近所さまだ。
夏のリハビリ散歩コースの途中でもあります。

　　　　　　　　　　　　

『　酒処　よかよか　』　と云う名の其処を尋ねたのは、７時過ぎ。
昔風のドアを開けると、カウンターでは常連らしい先客が。
ヒゲが、ちんがチンガしながら入店すると、カウンターから一斉の視線が　・・・
「　こんな所に、こいつら何しに来たンダ？　」　とでも言いたげに？
まあ、ヒゲ達も永くウロウロしてますから、其れぐらいの冷遇は慣れたモノ。
カウンター右端に座る。
椅子の具合もまあまあで、足乗せが有るのが有りがたい。

焼酎お湯割りで暖を取り、ゆっくり壁のメニューを眺める。
手羽先が名物らしいが、今のヒゲには禁じ手。
前回、奥歯を痛めたのが、手羽先の軟骨をゴリゴリしていた時だからです。
タテ貝のビラ酢を肴に、燗酒をいき始めたヒゲ。
直ぐに顔に赤みが付きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

中央で陣取る常連らしいのが、大声でママ（？）さんと話ている。
ヒゲ達は次に、メダカカレイの唐揚げを注文する。
やがて、中央のおっちゃんは、ヒゲ達にも挨拶して帰る。　「　お先に！　」　と。
見かけによらず、礼儀正しい人だ。
久々のメダカカレイの唐揚げ。
　　　　　　　　　
栄通り田園での人気メニューだった。
白身だが、チョットだけ野趣が漂う魚で、今の熊本では珍しいモノに成っている。
縁側の所を、箸で剥離しようと、チカラを指先に集中したのがマズかった。
体幹を保持していたエネルギーが飛んでしまった。
ヒゲは慌てて立ち上がって、血を環わそうとしたが遅かった！
赤かった顔は、カメレオンみたいに、サッと青白く変わりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今年、初めてのエコノミー症候群（ 貧血 ）、別名・カメレオン症候群（？）と。
　　　　　　　　　　　　　　　
カカァは慣れたもので、椅子を二脚並べた上にヒゲを横たえた。
「　いつもより、回復が遅いみたい？　」　と呟いている　・・・
我が家は隣と云う事もあって、万全ではないようだが、ふらつきながら帰り道を歩みます。
しかし、途中の駐車場の所で、再びヒゲはダウン。地面に横たわります。
心配して後を見届けようと、追っかけて来てくれた　“　よかよかのマスター　”　が、
後に立っていました。
２分もしたら、再び赤い顔色に戻り、マスターにお礼して我が家に戻りました。
そして、何事も無かった様に、再び焼酎を飲み始めたので御座いました。（笑）
マスターの気遣いが嬉しかったカァちゃんは、
「　無事でした！　また行きますね。　」　と、電話をかけたことでした。
遊びに行く店が一件ふえました。　（笑）　

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