田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

長崎ビードロ

2012-11-17 17:16:36 | 田園ものがたり
12日のTV、窓際太郎の税務官物語。
今回は、長崎チロリが登場。
そう、窓ぎわは、長崎に研修に送られました。 (笑)

      

この長崎チロリ、ヒゲは専門誌で知っていましたが、どうしても手が出ませんでした。
それは、価格とメンテナンスの面からです。
やはり、日本酒を商う者として、一度くらいチロリで客に酒を注ぎたいものです。
しかし、価格のハードルを超えたとしても、メンテはどうしようもない。
あのツル首の先端を、お猪口にぶつけない様に酒を注ぐのも大変。
飲む儀式が終わり、どうやってアレを洗います?
あの長いツル首を、水道の蛇口に接触しない様に洗浄するなんて!?
毎日なら、頭も手もおかしくなりマッセ。
ほんのちょっとのゴッツンで、何十万円が吹っ飛ぶと思うと ・・・
いくら趣味的な要素も取り入れようと思っても、コレばかりは無理でした。

その代わり、ヒゲが手に入れてきたのが、長崎ビードロのお猪口です。
長崎ビードロは、まさに瑠璃色と云うべき、その深い色が特徴です。
そして、日本人好みの小さい冷酒グラスの愛らしさ!

ある日の田園カウンター、珍しく妙齢の女性客が三人。
女性だからと、ヒゲは飲み易い小さな長崎ビードロのお猪口を出しました。
そのお客さまは、ビードロの色 ・ 姿にぞっこんで、酒が進んだので御座いました。
暫くして、再びカウンターに呼び戻されたヒゲ。
くだんの女性達から、お願いされました。
   「 ね~、マスター? 」
この長崎ビードロを譲って欲しいと云うわけです。
勿論、代金は御支払いするからと。
ヒゲとしても、そこまで言われれば、譲らざるを得ない所です。
まあ、もう何度も使った(!)新品ではなし、求められる処に嫁がせるのも良いか。

手離した後が大変でした。
にやけ顔でいるヒゲの元に、ママちゃんと浪やんがやって来ました。
「 何でぇ~? あんな名品を安く譲ってシマッタのよー!
  私のお気に入りなのにー
  同じ物は、手に入らないでしょう~ー! 」
お怒りプンプンです。
こってり御二人から絞られたヒゲでした。
そして、確かに同じモノも、ソレに近い名品も、手に入れることは御座いませんでした。(涙)

      これは、薩摩切子です。
鹿児島に行った時、気に入ったのですが、 “ 120万 ” の値札を見て諦めました。

今度の火曜日 (11/20)、海王丸で二代目長崎ビードロに会ってこよう。
ヒゲの誕生日の前日でもあることだし ・・・ ハハハ

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コメント (2)
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