ソフト・ランディング

ヒゲの今度の腰椎圧迫骨折と云うのは、いささか厄介。
母親が、やはり同じ骨折で、何度も苦渋を舐めてます。
ヒゲは、　“　いつ何処で、どんな風に骨折したか？　”　判っていません。　（笑）
つまり、また同じ事を繰り返す可能性があるのです。
自分の母親みたいに。
そして、また同じ病院に長期の入院を余儀なくされる？！　
イヤだ～～！！
とにかく、まだ寒い間は、左足の麻痺もあるので、転げるのが一番恐い。
だから、まだ今の所、外出はレンタルの車椅子で。

室内歩きも、転げない様に完全な安全策を。
ヒゲが演っているのは、タコさん歩み。
ほら、タコが岩と岩の間を両手足拡げて、進むやり方。
ヒゲも、手が先に物に触れてから、足を動かして歩いてます。
特に、ドア・ノブは最強（？）の友達。
右手で捕まえると、ホッとします。
そして、大事なのは、椅子やらに腰掛ける時！
手すりに圧を加えながら、尻を椅子にふわりと、軟着陸させなくちゃいけません。
ちょっと気を抜くと、ドスンと、ハード・ランデイングに。
コレでは、何時なんどき圧迫骨折を再発するか分からない。
長～い入院の影響でしょうか、我が家になじむ迄に、二週間程掛かっている。
それでも、最近やっと、歩き回るのが上手くいくようにはなった。

次なるリハビリは、お喋りです。
Ｓ村病院では、個室だったおかげで、おしゃべりの機会が激減しました。
熱は有りますか？　　 「　いいえ　」
お通じは有りましたか？　　 「　ハイ　」
基本は、　『　ハイといいえ　』　だけを繰り返す毎日。
ちょっと長文を話すと、軽い息切れが始まり、気管切開の後遺症で、
痰（たん）が排出される様に。
老猫トン相手に、何でもイイからしゃべり続ける練習をしなくちゃ。
ソレが進んだら、カラオケで歌いながら、肺活量アップにつなげよう！

我が家に設置された、ソフト・ランディングのお助けグッズ。
動きが、随分とスムーズに！
　《　高さの違う二種類のソファーの間の摑まり棒　》
　《　トイレの立ち座りが楽なように　》　
　《　ベッドからの起き上がりに　》

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