滝クリ「 お・も・て・な・し 」

２０２０年、東京オリンピック開催決定！
まことに、おめでとうございます。
滝クリさんの、おもてなしの言葉が、ＩＯＣの年寄り共を騙したとか？
何はともあれ、お目出度い事です。
コレで、またトキオウ（？）にばかり金が集まるし。
所で　“　おもてなし　”　の反対語はなんだろう？
“　ぼったくり　”　なんて言うと、どっかの口先市長が登場するみたいで、キモい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
昭和５０年代、熊本栄通りの田園　～～　ある日の出来事
『　馬刺し　』　の注文が入りましたが、ちょっと困ったヒゲでした。
その当時の馬刺しは、霜降り肉が最上位にランクされていました。
ヒゲの店でも、　『　霜降り馬刺し　』　を自慢メニューにしていたのです。
しかし、ちょうどソノ時、昼間の注文で馬刺しが予想外に売れました。
その為、脂の少ない赤身の部位は在るのですが、脂が交雑した部分が品切れしているのです。
マグロに例えれば、大トロの部位は無いけど、中トロや赤身は在ると云う訳です。

店の対応としては、　「　申し訳ない。　ただいま馬刺しは品切れです。　」
或いは、　「　申し訳ない。　霜降り馬刺しは品切れですけど、普通の物でしたら在りますが？　」　と。
まあこんな風に、客にお伺いすべき所でしょう。
ところが、そんな迷い羊のヒゲの耳に、悪魔のささやきが。
「　コウイチ！　あの客は県外の人ばい。　なんば出しても解らっさんヨ　」　
一緒に仕事していたヒゲの母親の声です。
つまり、黙って中トロの馬刺しを出して良いヨと。
熊本県外のお客さんだから、いちげんさんです。　次は、いつ来店するか分からない程度の。
だから、最高のもてなしをする必要は無いと云う考えです！
そして、ナンとヒゲは、その悪魔の声に従ったのでした。　（汗　）
滝クリさんのおもてなしの精神とは、１８０度違った世界が此処にありました。
まさにボッタクリ親子とは、ヒゲ達の事でした。
一度だけの罰当たりな行為でしたが、なんて罪深いヒゲ親子なんでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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