なんでも、映画 『 風たちぬ 』 の喫煙シーンがけしからんと、禁煙学会から
お叱りがあったとか。

いやはや、むつかしい世の中になったモノだ。 (笑)
なるほど、喫煙者に、マナーが悪く自己チューな振る舞いが多いのは、わからないでもありません。
FBで知り合ったチェス・プレーヤーの方によると、今時の将棋やチェスでは禁煙だそうだ。
先日のNHKで放映された将棋番組、 《 羽生世代の人々の今 》
その中で映された将棋道場には、あるはずの物が無い。
盤と盤の間に、昔(!)はずらりと置いてあったアルミの灰皿です。
と、すると、もう今は死語になっているか? 『 テンパイ煙草 』
麻雀用語で、リーチと吠えて点棒を放り投げ、煙草をくわえてマッチ棒で火を点ける。
高めが出れば満貫か! 虎算用しながら ・・・
やっとの思いでテンパイにこぎつけて、ふかす煙りの旨さを、現代人は味わえないんだ。

当然、ヒゲ好みの 『 投了タバコ 』 も味わえないんだ。
チェス・ボード!
激闘の果て、もう少しで相手の投了と云う時。
シガレット “ アントニー エ クレオパトラ ” に火を点けて、
相手がキングを倒すのをジッと待つ。
なんて、この間が旨いのでしょう。
チェス・プレーヤーで良かったと認識する一瞬です。
じゃあ、逃亡計画の時には、タバコが必須アイテムなのも理解出来ない話か?
古典映画 『 大脱走 』 で、最初のアプローチは、買収煙草です。
ドイツの警備兵を手なずける第一歩は、 「 一本いかがですか? 」
こうやって敵兵の中から、一緒に喫煙しながら情報を得るのが、脱走のイロハでした。
ヒゲ達中学生は、映像を観ながら、様々な事を教えられたモノです。

そして、現在の映画。
『 禁煙 』 は、錦の御旗と成り、世の中を席巻してしまった。
もう、子供達は、知ることは出来ないのか?
ひと昔前の昭和の時代 ・・・
あちこち所構わず煙草を吸っていた、けしからん男どもがやたらと居た事を。
そんな時代が在った(!)事を示して、宮崎監督も去って行った。
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