今回ほど念入りに、韓国大統領選を眺めた事はなかったヒゲ。
隣国の大統領選なのに、これまでは全く関心がありませんでした。
今度はナゼか？
TVのBSスペで、現代コリアの問題が提起してあったのが切っ掛けでしょう。
これがなんと、今の日本とかぶる問題が多いところに惹かれました。
ひとつは、『子どもを産まない選択をした韓国女性たち』みたいなタイトル。
子どもを望まない女性たちへのインタビューが鮮烈。
「 儒教の国・韓国は男性中心社会です。
結婚して子どもを産んだ女性は、その家で奴隷並みの扱いされる。
嫌だ！ 」
今は、“DINKS”と言う、かって日本でも流行った標語が囁かれれているようです。
《 Double income no kids 》
結婚して 二人で共働きして収入増で 子どもを産まないなら、
そこそこの優雅な生活が出来る！？
上手くいけば、不動産も持てるかも。
そんな出生率０.６４！
まさに少子化一直線の韓国の近未来は、ソウルだけの国になってしまう可能性も。
もうひとつのBSスペ ・・・
韓国の不動産事情をドキュメンタリー風に紹介してある。
半地下やペントハウスの様子の実情が残酷。
親の貧富差が、そのまま子供に移る韓国社会。
そんなヘル・コリアの格差社会に喘ぐ宅配便の若者の姿がリアル。
不動産価格暴騰に対して無策だった文政権。
５年前の “ろうそくデモ” は何の為だったのか？
その時のデモ参加若者は憤り、文大統領を「無能者」呼ばわりする。
すると、ブンちゃんは直ぐに “日本を罵倒” します。
コレで、支持率回復ですワ！
この戦術を繰り返して、今の最悪の日韓関係が構築された。
そして、大統領選の李（リ）候補の失言が、国民から大ひんしゅく。
「 ウクライナは、初心者が政治したからロシアに攻め込まれたのだ！ 」
この舌禍で、勝負は決まったと思われた。
ところが、尹（ユン）候補が駄目押しとばかり、安（アン）候補と一本化したので
ややこしくなった。
アン支持者が離反してリ側に流れて、史上最大の微差選挙に。
それでも、若い有権者が最低限求めた【政権交代】は、成し遂げられた。
日本のヒゲは、ちょっとだけ羨ましい。
自分の１票を握りしめて投票所に向かう韓国若人が。
今度の参院選で、デモ行進さえ忘れた日本の若い有権者は立ち上がるのだろうか？
但し、選択の余地があればの話しだが ・・・ 💦💦💦
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