駿河國二の宮・豊積(とよづみ)神社を参拝する。東海道本線・由比駅から1キロほどのところに鎮座する。
延喜式内社で創建は古く、天武天皇の御代だったとされる。当初は豊受姫を祭神とする神社だったが、791年にこの地に広まった浅間信仰を受け、木之花佐久非毘売命を祭神とする。
境内は狭い。入口が狭苦しい。
毎年元旦から3日間行われるお太鼓祭りのモニュメント。916年、坂上田村麻呂がここで戦勝を祈願し、東北に遠征をした。戦勝の帰りに、この地に元旦に戻ってきて、3日2晩太鼓を叩きまくったという故事に基づくお祭りである。
豊積神社は無人の神社である。御朱印は社殿の回廊に置いてある。