帯広で一泊し、翌朝、特急で帯広駅から釧路駅に移動する。釧路駅から花咲線(根室本線)で根室駅に向う。電車は混んでいた。花咲線は、運行本数が少ない上にワンマンカーである。
根室駅からタクシーで金刀比羅神社へ行く。話し好きの運転手さんだった。
(根室)金刀比羅神社は1806年に高田屋嘉兵衛が創建したものである。銅像がたっている。
現在地に遷座したのは1881年という。根室港を見下ろす高台にある。
金刀比羅神社は、御朱印にもあるように、本土最東端の神社である。本土としているのは、北方領土が戻れば、そちらの神社が日本最東端の神社となるからである。北方領土には69の神社があったという。御神体を持ち出せたのは、そのうちの11社のみ。その11社の祭典は、ここ金刀比羅神社で行っている。
現社殿は1942年に造営されたもの。
社務所の前に神輿殿がある。大変豪華な神輿で一見の価値がある。根室の漁師の信仰の篤さが分かる。
金刀比羅神社を参拝後、根室の町中を歩き、根室駅で休憩。再び花咲線に乗り、厚岸駅でおりる。厚岸のホテルに宿泊する。