2月1日(土)。とうとう2月に入ってしまいましたね。”二月は逃げる”と言われます 28日間しかないし、あっという間に過ぎ去ってしまうでしょう。オノオノ方、油断めさるな
昨夕、久しぶりに地下の焼鳥Rと同じく焼鳥Oを連チャンしました ここしばらく体調不良で「何を飲んでも何を食べても美味くない」と嘆いていたX部長が、「味覚が戻ってきた」と言うので、T君と3人で”快気祝い”に飲むことにしたのです。2軒目のOでS建設の巨艦Fが加わり飲み続けました 向こう側の席では記者クラブの皆さんが研修生の送別会らしき会合を開いており、若い女性が多いそちらの会合に、X部長が時々ちょっかいを出しに行っていました。多分軽くあしらわれていたのだと思います ビール、日本酒をしこたま飲んだので今日も朝から絶不調です
閑話休題
朝日夕刊の「人生の贈りもの」コーナーでは、現在ヴィオラ奏者・今井信子さんが記者のインタビューに答えています 連載第2回目の記事では、桐朋学園高校に入学し、有名な斎藤秀雄先生に指導を受けた時のエピソードが書かれています
「学生オーケストラの練習がうまくいかないと、怒鳴って指揮棒を放り投げ、メガネを床にたたきつけて譜面台は蹴飛ばして出ていってしまった」
日経朝刊で連載中の「私の履歴書」でも小澤征爾氏が斎藤秀雄氏の厳しさを書いていましたが、相当のスパルタ主義者だったようです 一方、ただ怖いだけではなく、今井さんが日本音楽コンクールで1次予選落ちした時は、上級生の飯守泰次郎氏や秋山和慶氏らとご飯に誘うという優しさももっていたようです
今の音楽教育の現場で斎藤秀雄氏のようなスパルタ教育をしていたら、まず親が飛んできて「人権無視を止めて」「褒めて育てて」と叫ぶでしょう
も一度、閑話休題
矢月秀作著「もぐら凱(上)」(中公文庫)を読み終わりました これは当toraブログ読者Nさんからいただいた本の1冊です。この著者の書いた本では「D1警視庁暗殺部」を当ブログで取りあげているので、これが2冊目です
国家公安委員会が警視庁のモール(組織犯罪対策部犯罪追跡特務班)の増強を進める中、何者かによってモールの古谷警部補が殺される さらにモールのメンバーを狙った殺人事件が再び起こる。その上、モールから足を洗い沖縄で紗由美と平穏に暮らしていた影野竜司にも、強力な敵が襲いかかる それは警視庁内部の首謀者による無国籍集団を利用した陰謀だった。巨大な力を前にして竜司は生き残って紗由美も元に戻れるのか
この作品は「もぐら」「もぐら讐」「もぐら乱」「もぐら醒」「もぐら闘」「もぐら戒」に次ぐ「もぐらシリーズ」第7弾とのことですが、わたしは第7作を最初に読んだことになります しかし、それぞれが完結しているので、どれから読んでもスンナリとストーリーが頭に入ってきます
内容が内容だけに、戦闘シーン、それも武器を使った戦闘ではなく、素手と素手で戦う戦闘シーンがかなり頻繁に出てきます これらのシーンは文字で読んでいてもほとんど理解できません。映画化して映像で見せてもらえれば、なるほどと分かるのではないかと思います