31日(金)。はやいもので今日で5月も終わりです 油断も隙もありませんね 昨夕、10階のレストランで日本記者クラブ主催のクラブ賞贈賞式・会員懇親会があったので出席しました
日本記者クラブ賞は「村上春樹を読みつくす」(講談社現代新書)などの著書で知られる共同通信社編集委員兼論説委員の小山鉄郎さん、特別賞はジャーナリストの故・山本美香さんが受賞しました
山本美香さんは2012年8月20日、シリア北部アレッポで内戦を取材中、政府軍の銃弾を受けて死亡しました(享年45歳) 女性ジャーナリストとして、戦争の不条理で過酷な実態を女性や子供の視点から報道、テレビニュース、写真、記事、書籍など様々なメディアで発信され、視聴者や読者の理解を深めました
山本さんが所属していたジャパンプレスの佐藤和孝代表が代わりに受賞の挨拶をしましたが、最後に次のように締めくくりました
「山本美香がこの受賞を知ったらどう思ったでしょうか・・・・(この受賞によって)山本美香を生かし続けてくれたことに感謝します」
命を賭けてジャーナリストとしての天職を全うした山本さんのご冥福を、あらためてお祈りいたします
このパーティーでは、記者クラブ・ラヴェルのワインが初のお披露目となりました 外人記者クラブから日本記者クラブにトラバーユしてきたワイン・ソムリエの資格を持つHさんが厳選したイタリア・ワインで、赤も白も飲み口の爽やかな極上のワインです
ラヴェルには、内外のVIPの記者会見の際にゲストの背景に映る日本記者クラブのロゴ・マーク(日本記者クラブのイニシャルNKCがデザインされた丸いマーク)があしらわれています。このワインは9階の記者クラブ・レストランと10階のレストラン・アラスカで味わうことが出来ます 当ビルにお出での際には是非ご賞味ください
という訳で、パーティー会場を出たのが7時ごろで、家に着いたのは10時半過ぎでした。当社S氏と都内某所で 歌合戦を繰り広げていたことはここに書かないことにします
閑話休題
本を4冊買いました 1冊目はデイヴィッド・ゴードン著「二流小説家」(ハヤカワ・ミステリ文庫)です。「このミステリが読みたい!このミステリがすごい!」(宝島社)の第1位という謳い文句につられて買いました
2冊目は相場英雄著「震える牛」(小学館文庫)です。「日本中を震撼させた現代の黙示録」という帯の言葉につられて買いました
3冊目は乾緑郎著「完全なる首長竜の日」(宝島社文庫)です。「このミス大賞受賞作」ということで面白そうなので買いました
4冊目は中村文則著「掏摸(スリ)」(河出文庫)です。「アメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国、すでに7か国語で翻訳」の言葉が引っかかりました
いま読んでいるジェフリー・アーチャ―著「時のみぞ知る」(上・下)を読み終わったら、片っぱしから読んでいこうと思っています