31日(水)。月日の流れは速いもので、今日で8月も終わりです。月末を迎えたので3つの目標の達成状況をご報告します 8月の実績は①クラシックコンサート=12回、②映画鑑賞=16本、③読書=3冊でした なお、②は今日観る映画を含みます。またこのほかNetflixで伊坂幸太郎原作による映画「グラスホッパー」を観ましたが、ブログアップしていません 映画鑑賞のテンポが上がってきた反面、読書のペースが落ちました 思うようにはいきませんが、計算上12+16+3=31で、この1か月間、毎日3つのうちどれかをやっていたことになります
ということで、わが家に来てから今日で2789日目を迎え、浜田靖一防衛相は30日、閣議後の記者会見で、7月に行われた安倍晋三元首相の「家族葬」に陸上自衛隊の儀仗隊が参列したことについて、「ご遺族のご意向を伺った上で実施した」と述べたが、防衛省によると、戦後、首相経験者の家族葬に儀仗隊が参列したのは初めてで、当時の防衛相は安倍氏の実弟・岸信夫氏だった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
遺族って誰かは判り切ってる 安倍一族は兄といい弟といい やりたい放題じゃね?
昨日、夕食に「麻婆茄子」「生野菜とアボカドと小海老のサラダ」「冷奴」「もやしの味噌汁」を作りました いよいよ秋茄子が美味しい季節が近づいてきましたね
昨日、神楽坂のギンレイホールでヤン・ゴズラン監督による2021年製作フランス映画「ブラックボックス 音声分析捜査」(129分)を観ました
ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落し、乗客乗務員316人全員が死亡した さらに、事故機のフライトレコーダー(通称「ブラックボックス」)を開いた航空事故調査局の音声分析官ポロックが謎の失踪を遂げる ポロックの手がけた調査を引き継いだマチュー(ピエール・二ネ)は「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。乗客にイスラム過激派と思われる男がいたことが判明したことで、マチューの分析は高く評価される ポロックに代わる責任者に任命されさらなる調査を続けるマチューは、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電を聞くが、その音がブラックボックスに残された音と違う事実にマチューは愕然とする その留守電には会話の背後で技術トラブルを示す音が録音されていたのに、ブラックボックスにはそれが残されていなかったのだ マチューは「誰かがブラックボックスの音データを改ざんした」と気づき、失踪したポロックに疑いをかける 彼は何のために改ざんしたのか、危険を承知でマチュは一人で真相の究明に挑む
【以下、ネタバレ注意】
マチューはブラックボックスに残された音だけを頼りに、「誰かがコックピットに侵入し機長に操縦を誤らせた」と結論づけたのですが、肝心のブラックボックスの音のデータが改ざんされていたため判断を誤ったのです 乗客の”留守電”に残されていた技術トラブルを示す音は、何者かがハッキングにより出した異常電波だったことが分かります つまり犯人はイスラム過激派と思われる男ではなく別人であることが判明します マチューはポロックの自宅に侵入し、車に搭載されたドライブレコーダーのデータを持ち去り、分析します。するとマチュー夫妻の航空大学時代の旧友で航空機専門のセキュリティ会社ペガサスを経営しているグザヴィエ・ルノーがポロックと共に映っていました マチューはペガサスが技術提供した自動操縦装置に欠陥があったのではないかと疑います その後、マチューはシステムの脆弱性を見つけてはハッキングし、過去に逮捕されたことのある男が同乗していたことを突き止めます この男はペガサスの社員でしたが、数か月で解雇されていることが分かります その後、マチューは再びポロックの自宅へ行き、彼のパソコンでデータを解析すると、ポロックの映像が残されており、彼はお金欲しさにルノーから依頼された事故のデータ改ざんに加担したことを告白していました 手動操作を必要としないペガサス社のシステムは、ハッキングされた時にコントロール不能になってしまうことが欠点だったのです パニックに陥り自動車事故で死亡したマチューに代わり、妻ノエミはペガサス社の講演会に出席し、ルノーがプレゼン中に、ポロックが「ルノーから依頼されてブラックボックスの録音データを改ざんした」と告白する映像を流すのでした
実際の航空機墜落事故の時には、マチューのような音声分析官がボイスレコーダーの音だけを頼りに「テロ」か「操縦ミス」か「機械的な原因」か「何らかの陰謀」かを判断しているのだと思います 表に出ない地味な役割ですが、責任重大な職業であり、それなりの厳しい訓練を積んでいるのだと思います
この映画は先の展開が読めないサスペンス スリラーとして面白く観ました