20日(土)。昨日、山形県鶴岡市に単身赴任している息子からメールが入りました 先日、牛肉を送ってあげたことへのお礼メールでした 娘が家付き・食事付きで自分の給料はすべて自分のものという恵まれた条件なのに対し、息子は家賃・水道・ガス・電気代・NHK受信料から食費・日用品に至るまで一人で賄っているので、たまには少しでも贅沢をしてもらおうと2か月おきに牛肉を送っています 今回は、今夏帰省できなかった息子がコーヒー豆を送ってくれたので、そのお礼も兼ねて送ったものです 「コロナと熱中症と異常気象に気を付けて」と返信しておきました
ということで、わが家に来てから今日で2778日目を迎え、トランプ前大統領の一族が経営するトランプ・オーガニゼーションで長年最高財務責任者を務めたアレン・ワイセンバーグ被告が18日、司法取引により、ニューヨーク州の裁判所で同社の15年に及ぶ脱税工作に関与していたと認め、検察側の証人として今後の裁判に出廷することに同意した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
共和党員はいい加減に目を覚ましたらどうだ トランプの悪事が次々と暴かれてく
昨日、夕食に「チキンステーキ」「ウインナとキャベツのスープ」を作りました あとは”ビールのお供”枝豆です
新日本フィル「2023/2024シーズン定期演奏会」のプログラムが決定しました 新シーズンから佐渡裕が第5代音楽監督に就任します
「トリフォニー・シリーズ&サントリー・シリーズ」は、フル・オーケストラの醍醐味が味わえるラインナップになっています 目玉は6月のシャルル・デュトワ指揮による公演です ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ストラヴィンスキー「火の鳥」組曲、ベルリオーズ「幻想交響曲」の3曲ともデュトワの得意中の得意とする曲です
「すみだクラシックへの扉シリーズ」は、名曲を中心とするラインナップになっています 個人的には6月のデリック・イノウエ指揮、藤木大地カウンターテナーによる公演と、上岡敏之指揮、アンヌ・ケフェレックのピアノによるベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番」&シューベルト「グレイト」の公演が面白いと思います
昨日、新文芸坐でロバート・ゼメキス監督による1994年製作アメリカ映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」(142分)を観ました
この映画は、1985年にウィンストン・グルームが発表した小説「フォレスト・ガンプ」をエリック・ロスが脚色して製作された作品です 「フォレスト・ガンプ」は主人公の名前で、「フォレスト」は白人至上主義団体であるクー・クラックス・クランの結成者として知られるネイサン・べドフォード・フォレストから採られ、「ガンプ」はアラバマ州の方言で「うすのろ」「間抜け」という意味があります 頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と純真な心と、母への愛とある一人の女性への一途な思いを持ち、心無い人からは嘲笑されながらも、それ以上に良心的な人々の協力を受けて数々の成功を収め、同時に周囲に幸福をもたらしていく「うすのろフォレスト」の半生を、アメリカの1950~80年代の歴史を交えながら描いたヒューマンドラマです
知能指数が他人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフィレスト・ガンプ(トム・ハンクス)は、小学校で優しく美しい少女ジェニー(ロビン・ライト)と運命的な出会いを果たす 俊足を買われてアメフトの選手として入学した大学ではスター選手として活躍する 卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返す 紆余曲折の後 ついに結婚を果たすが、彼女は病に倒れ、一粒種の男児を残す。それはフォレストの子だった
映画は、空中を漂う1本の白い羽が約2分かけてフォレストの足元に舞い降りるシーンから始まります 物語は、バス停に座るフォレストが、バスを待つ人々に語りかけながら過去を回想する形で進行していきます
思わず笑ってしまうのは歴代のアメリカ大統領との接見シーンです もちろん技術的に作り上げた映像ですが、それぞれの大統領が本物そっくりで驚きます どうやって撮影したのか興味深々です
フットボールの全米代表選手に選ばれた選手たちがホワイトハウスに招かれケネディ大統領と面会しますが、フォレストはコーラを飲み過ぎてトイレが我慢できません ケネディから「調子はどう?」と訊かれて「小便がしたい」と答えます これが本当の小休止か
ベトナム戦争で手柄を立て、ジョンソン大統領から勲章を贈られますが、大統領から「どこに銃撃を受けたんだい?」と訊かれ「尻です」と答えると、大統領がジョークで「見てみたいもんだね」と言うと、フォレストはズボンを降ろして尻を見せ、その様子がテレビで全国中継されます 大統領はそんなの尻たくなかった、かも
卓球の世界大会に出場することになったフォレストは、ピンポン外交の主役、ニクソン大統領にも接見するが、その夜にワシントンで宿泊した「ウォーターゲート・ホテル」の客室から道を挟んだ向かいのビルに侵入者がいるのを目撃して警察に通報する まさにニクソンの「ウォーターゲート事件」が起きていた
この映画は第67回アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞、トム・ハンクスは前年の「フィラデルフィア」に続いて2年連続で主演男優賞を受賞しました 個人的にはダン・テイラー中尉(ダン小隊長)を演じたゲイリー・シニーズが素晴らしいと思いました
いかにもアメリカ人が好きそうな、ユーモア溢れる無垢なヒーロー物語と言うべきでしょう