モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

ホーム水戸戦を振り返って。再現性の難しさ

2021-09-06 10:34:58 | モンテディオ山形
悔しいながらも力負けしてしまった水戸戦。
ボスになって初めてゲーム内容も相手に負けた試合だったような印象です。。

気持ちはもう前には向いているのですが、
落ち着いてきたところで少し試合を振り返りたいと思います。

メンバーは、
GKヴィクトル
DF吉田、山崎、野田、山田
MF中原、藤田、南、加藤
FWヴィニ、康太
交替は、加藤→堀米、吉田→怜大、ヴィニ→林、堀米→充孝、山田→國分

まず衝撃だったのは、両SB。
右吉田、左山田と利き足を逆に配置してきました。
このことに監督からの言及はなかったのですが、
どういう意図だったんでしょうか。
確かに、練習では吉田が右をやってた映像もありましたが。
いつも左やってるヤマをそのままにしたかった?
でも、ヤマがわざわざ左やってるのは、
そもそも怜大の離脱のためだったし、
陸が思った以上に右SBで成長したためでもありました。
結果的には、右の吉田が思った以上に機能せず、
後半、ヤマが右をすることに。
ここが入りに失敗した要因になったか。

吉田が陸ほど機能しないので、
中原も少し戸惑いながらのプレーで、
いつもの思い切りのよいスピード、キレがありませんでした。
テンポも悪いので、カットインもほぼ通用せず。

さらに、加藤の前半での負傷退場。
守備に追われる試合の入りとなって、
彼も忙しかったと思いますが、
無念の離脱。
全く動けませんでしたから、結構な怪我でしょうか?
ここにきて緊急事態ですね。

しかも、本来ここに入る樺山がいないため、
代わりに入ったのは本来右SHの堀米。
彼も急な出番で準備が上手く出来ていなかったか、
得意のカットインはなく(逆だったし)、
パスをさばくだけの安全プレーに終始。
左を活性化するには至りませんでした。
結局後半充孝と交替という、
彼にとっては屈辱的な1日となりました。

結果として、陸と樺山の穴が埋まらなかったという、
なんとも皮肉な試合になってしまいました。


それにしても、この試合の失点は衝撃でした。
前からプレスされ、
潜り抜けようとするパスが悉くカットされ、
しっかり押し込まれて見事な失点でした。
中山も素晴らしかったですけどね。
ここまでやられたのは初めてか。

本来ウチがやりたかった守備を見事にやられました。
パスの出所をしっかり押さえられて、
前に繋げませんでしたね。
また、相手のポジションも良く、
中盤から前線へと淀みなくパスを繋がれました。

磐田戦でウチがやったプレーを、
見事に相手にやられましたね。

まぁ、山口戦でもかなり対策されましたが、
その強度が一層上がった感じです。

そんな中で、
連勝してきた時とは違うメンバーでこれまでのプレーを再現することができませんで
した。

救いとしては、
ハーフタイムのボスの劇が効いたのか?
後半は、いつものプレーに近い攻撃は見せてくれましたね。
切り札で入った充孝も、
持ち前の狭い所での技術を発揮、
PA内での振り向きざまのシュートもありました。

また怪我上がりの怜大も途中出場。
まだチームのテンポにはついていけない感じですが、
無難にこなしてくれました。
持ち前の攻撃参加は次の期待ですね。

やりたいことはやろうとしていたし、
チームのプレーにブレはないことは良かったです。
このレベルの強度を剥がせなければ、
上に行くのは難しいということです。

良い勉強になりました。
コメント
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