★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

許すこと

2007年08月08日 | ★道をひらく
昨日、「許すこと」がどれだけ偉大かということを痛感するできごとがありました。自分に嫌な思いをさせたその事やその人のことをいつまでも根に持って、恨み、憎み、あなたは間違っていると責め続けることがどれだけ醜いかを思い知りました。「許すこと」は、他人にとっても自分とっても、とてもいいことで、みんなが幸せになれるなぁと思いました。

私も実はいつまでも根に持っていることがあります。

  • 私の埼玉弁を変だといった茨城の子の言葉

  • 私をいじめた小学校の同級生たち

  • 私をいじめた学校の先生

  • 最初に付き合った彼氏とその母親から受けた言葉や応対

  • 2番目の彼氏の中途半端な別れ方


  • 悔しかったり、辛かったり、悲しかったりしました。事あるごとにこのことを思い出してはブツブツといつまでも恨み言を言っていました。自分が考えたことは正しいと思い、その相手を責めたことがありました。そんなことを考えたりしていると、気持ちが暗く、重くなるばっかりです。これを考え出すと、気分が悪くなるだけでいいことありません。

    「人の振り見て我が振り直せ」

    自分と同じような人に出逢いました。彼女は私の悪いところを目をふさぎたくなるほど、そのままたくさん持っていました。そのさまを見て、自分もあんなに醜いことをしていたんだと思い知りました。彼女の顔つきはその心が現れているような顔つきをしています。眉間にしわがより、人をにらみつける鋭い眼光をしています。顔が悪いのではありません。今までそういう心を持ち続けたからできてしまった顔なんだと思います。そう、私も特に小学生から高校生くらいの頃はそういった形相をしていました。心が素敵な人はとてもいい顔つきをしています。顔つきはその人の心を現していると思います。

    いつまでも過去の出来事を根に持つことがどれだけ醜いか、その行動だけでなく、顔つきも、心も醜くなるのだなぁと思いました。例え、せっかくいい方向に物事がいこうとしていても、どれだけ自分で状況を悪くしていくか、そのことにイラつくたびにストレスで自分自身をどれだけ痛めつけるか、周りの人にどれだけ印象を悪くするかが分かったような気がします。自ら不幸を招いてしまうのだなぁと思いました。そして、他人から見たら、私はこう見えていたのかと思いました。

    そう、まさに
    「しあわせは じぶんの こころがきめる(相田みつを)」
    です。

    今日から私は、今まで根に持っていた、上に書いた事柄をすべて忘れて許そう、なかったことにしようと思います。そして、昨日、彼女から責め立てられたことも忘れて許そうと思います。もう恨み言を言うのはやめにします。私に関わるすべての人のために、そして、一番は自分自身の心の平和のために。

  • 人は間違いを犯すもの。

  • 完全な人間はいない。

  • 人の目に付く悪いところは自分の嫌いなところ。

  • 人を変えるのは難しい。

  • してもらえなくて当たり前。


  • それを心によ~~く留めておこうと思います。


    元同僚から、メールでいい言葉をもらいました。

    「付き合いは腹六分」
    「冷静な判断力」

    です。

    私は結構、自分をそのまま100%出して付き合ってしまうので、時にこういうぶつかり合って砕け散るトラブルを起こすことがあります。よ~~く相手をみて、この人は裸の私をぶつけても大丈夫な人かどうか見極めてから深い付き合いをした方がよいことを今回は学びました。そして、感情のままに言葉を発することがどれだけ危険行為かも分かりました。さらに相手が感情的になっても、冷静に判断して、うまくあしらうことも必要だなと思いました。

    その彼女とは手紙でお別れを言いました。許してもらえなくてももう構わないと思っています。私はトラブルがあった直後にも謝ったし、メールでも再三謝ったけれど、それを許さないのは彼女の心の問題なので私にはもうこれ以上はどうすることもできません。

    彼女とのことは嫌なことでしたが、失恋と同様にいい経験をまたできたと思います。彼女に出会わなければこの考えにいたらなかったですから。彼女は「逆縁の菩薩」(相田みつを)ですね。彼女に感謝です。

    彼女がこの先、私の過ちを許してくれて、仲直りしたそうだったら、私は今回のことをなかったことにして、改めて付き合い直したいと思いました。
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