★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「しつけ」はいらない!

2013年07月31日 | ★育児
「子供を虐待する私を誰かとめて」1
「虐待する私を誰か止めて!」2 児童虐待と世代連鎖
上のブログで書かれている
本「長谷川 博一著:子供を虐待する私を誰かとめて」の感想の記事を読んで感じたことがありました。


パピーいしがみさんのテキストで「第13章 厳しすぎる「躾」は憎悪を生む 」という章があります。
パピーさんがテキストやメルマガで繰り返し

 「しつけなどいらない」

と言っています。

そして
加藤智大被告の幼少期の母親による「厳しすぎる躾」の成れの果てが


 秋葉原無差別殺傷事件


加藤被告は、厳しすぎるしつけをされて育ちました。
彼は、母親に甘えや存在を受け止めてもらったりすることがまったくなく
彼が挫折した時、母親は彼を無視するようになったそうです。
彼の孤独感は「母親に受け止めて、認めてもらえなかったこと」が大きいと思いました。
きっとこの母親も、自分を受け止めてもらえるような育ちをしていないのでしょうけど…。


そして、こんなブログ記事を見つけました。

やさしい虐待 ~気づかないうちに子どもを追い込む親たち~


一般的な児童虐待は、暴力や暴言などで直接子どもを傷つけるものですが、一見こどもにはプラスに思える教育やしつけも過度に押しつけると子どもをがんじがらめにし、虐待と同様に心を蝕んでいくケースがあります。原因が分からずに苦しむ親が多い中、研究者がその多くに共通する問題として注目しているのが、親による「やさしい虐待」。

子どものためだからと「しつけ」と称して
誰もがしてしまっていること。
ダメだしや、自分が望んだ成果のみを褒めることも。

さらに長谷川博一さんが下のサイトに書いていることがまた興味深いです。

しつけと虐待について語ろう~いま、私たちにできること

このような色々なことが、パピーさんのテキストを読んだことで
何か一本の線でつながった感じがしました。


そうか。
しつけなど必要ないんだ!
もう、しつけなんてやめてしまおう。

子どもがダメなことをすると世間は
「母親のしつけがなっていない」と
すぐ母親“だけ”悪いように言う。
世間の目が、社会が、子どもや母親に対してとても冷たい。
少しの失敗も許さない。
だから、子どものためにも
しっかりちゃんと育てなきゃってずっと思っていた。

でも、それは違った。

しっかり育てよう!
しっかりしつけよう!

と、がんばれば、がんばるほど
負のスパイラルにはまっていく。

「しつけ」と称する「虐待」になってしまう。

子どもは大人と同じ「感情」を持っている。
生きるための力はすでに持っている。

子どもができないのなら、できるようになるまでずっと見守る。
子どもがわからないのなら、そのたびに何度でも説明してあげる。
子どもは失敗するのが当たり前。
失敗を乗り越えることは自信をつけるチャンス。
イヤな感情も全部認めてあげる。

そうだ、私が小さかった頃に
お母さんに本当はして欲しかったことを
してあげるだけでいいんだね。

甘えてもいい。
泣いてもいい。
怒ってもいい。
癇癪をおこしてもいい。

できなくてもいい、できればもっといい。
子どもも、私も少しずつ
失敗しながら色々なことを覚えていくから。

しつけなんて、いらない。

子どもも、私も、ありのままでいいんだよね。
コメント
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