on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

第8回 みちのくシニアカーリングフェスタに出場しました

2024-04-25 21:11:57 | スポーツ
 青森で開催された「第8回 みちのくシニアカーリングフェスタ」に出場してきました。この大会、個人参加で当日朝にチームが発表されるので、声かけて青森まで遠征してくれる4人を揃える苦労がない反面、お初のメンバーで試合するというルールになっています。

 昨年は飛行機が遅れて深夜の青森入りとなり、寝不足気味の中で大会に挑みましたが、今年は飛行機があまりにも高いため、新幹線で前日昼に青森入りしました。
 出足の鈍った桜前線を追い越して青森に着いたのが12時ちょっと前、駅前の天麩羅屋さんに入り、食事の途中で天丼をバーナーで炙る「炙り天丼」の昼食を頂き、練習のためにリンクへ向かいました。練習は2時間で200円。青森のリンクで試合をしたことはあっても練習するのは初めてで、料金のことは聞いていましたが、実際に払ってみると安さを実感します。東京は専用リンクがないため、軽井沢やその隣町の御代田に行かないと本格的な練習が出来ないので、練習できるチャンスがあれば見逃せません。そして、大会前に氷の状態を把握しておくことも目的です。



 翌朝、リンクへ向かうバスは2024年問題で減便されて間隔が空いているようでした。そのせいか、同じ大会に向かう見知った人が乗っており、さらに途中のバス停からも次々と乗ってきます。参加メンバーは事前に明かされていないので、「へー、この人も参加するんだー」という感じ挨拶を交わしていました。以前は知る人ぞ知る大会だった感があり、東京の人は少なかったのですが、年々増えています。

 今年のチーム名は昨年に引き続き青森県の日本酒の銘柄で、私のチームは「七力」、メンバーは東京2名、札幌2名、青森1名、福島1名の計6名でした。試合は8チーム総当たり、7試合を2日間かけて行います。

 ポジションはなるべくローテーションでということで、どうせ全員が全ポジションをやらなければならないのならと、最初の試合でスキップに手を挙げました。試合前練習で、「おや、前の日と氷の状態が違う」と気付きましたが、試合の方は不利な後攻で2エンド連続して1点スチールするという好スタートでした。ところが、3エンド目で3点を許して逆転され、4エンド目では逆にスチールされての惨敗。辛いスタートになりました。

 そのあとの試合では、狙った位置よりもストーンがずれてしまいながらも、たまたまストーンが行った先に相手のストーンがあったというスペシャルBプランを成功させ、チームメンバーは喝采、私は頭を抱えるなんて事態もありましたが、惜しい展開が多く、1勝3敗で初日を終えました。

 その晩のレセプション(懇親会)は、ホテル青森の披露宴にも使われる会場で、カーリングのレセプションにしては豪華すぎです。テーブルには「田酒」、「豊盃」といったチーム名を示す日本酒の銘柄とそれの瓶が置かれています。


 このレセプションでいつもあるのが全員のスピーチ、昨年は90秒でしたが60秒に短縮されています。「角の席から順番に行くので、角の人は心の準備をしておいてください」と、司会者。私の席は一番前の角ではないか!ちなみに昨年は、順番を飛ばされて一番最後になったので、今年はどっちかか?などと思っているうちに指名がかかり、ステージへ登壇。最初に指名されたことと、今シーズン初めに二戸で受けたJCAスクールの話をしたところ、27秒オーバー。。罰金の100円を寄付しました。なお、罰金はジュニア選手の活動費に充てられるそうです。スピーチで多かったのがグランドシニア選手権の提案、年齢が高くても楽しめるといわれるスポーツらしい意見でした。
 そのあとは、流れで集まったメンバーで2次会、普段は集まることがないメンバーで楽しいひとときでした。



 翌日は3試合、調子よく連勝して3勝3敗の5分になり、3位入賞も狙える状況で最終試合へ。最終試合は全員参加しようということで、空き番だった私は3エンドから交代で入り、どうにか辛勝。みちのくシニア4回目にして初の勝ち越しで大会を終えました。順位は入賞に一歩及ばずの4位でしたが、いつもと違うメンバーと試合して勉強になることも多く、有意義な大会でした。
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桜が咲いた!

2024-04-04 20:19:51 | 学問
 真冬を思わせる“寒の戻り”に足踏みした桜前線が、ようやく動き出したようで都内の公園も見頃を迎えております。

 よく見ると、手前の木は満開近くで葉桜気味ですが、その奥は5分咲きといった感じです。


 日当たりのせい?いえ、方角的に手前の方がビルの北側で影になりやすいはずです。木の根元を見ると満開近い桜は人が立ち入らないエリアになっています。
 5分咲きのは木の周囲が囲われていて、その外は人が踏み入る範囲になっています。


どうやら、木の周囲の土の状態が影響しているのではと思われます。そして、周りをコンクリートで覆われて根元の僅かな部分だけ土が出ている木は、まだ咲き始めたばかりでした。


小さな公園の中で、吉野の千本桜のように咲き方が異なっているのを見つけたのは、私の中で新しい発見でした。

東京では先に咲く、枝垂桜。。

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第17回 全農日本ミックスダブルスカーリング選手権大会の審判してきました

2024-03-17 10:36:45 | スポーツ
 筋書きのある朗読劇を終えた週の週末、筋書きのない「全農日本ミックスダブルスカーリング選手権」に行き、スタッフを2日間担当しました。
 木曜日の夜から金曜日の朝にかけて軽井沢は30センチ近い大雪が降り、踏むと足首の上まで埋まるほどの積雪です。軽井沢でこれほどの雪は珍しく、バスやタクシーはタイヤチェーンを巻いてじゃりじゃりと音を立てて走っています。


 選手権は2次リーグに入り、1日の試合数は減りますが、逆に緊迫感が高まってくる頃合いです。会場の軽井沢アイスパークに到着すると、リンクは既にアイスメイクの真っ最中で、明日からのCSテレビ中継の機材も運び込まれていて、いつもとは違う雰囲気を醸し出しています。

 ミックスダブルスカーリングのルールには、各エンドはストーンが置かれた状態で開始する、両チーム合わせて4投目まではテイクアウト(弾き出す)できない、ハウスに指示する人がいなくてもよいなど、4人制とは異なる部分があります。公式戦でなければ、これらを間違えたりしても、お互いのチームで「まあいいでしょう」と続行することもありますが、日本選手権ではそういうわけにはいきません。ルール違反があったときの対応も頭に入れておきます。

 審判で競技への対応以外で大変なのは“寒さ対策”です。リンクの室温は約7℃、真冬の東京で「今日は寒かったねぇ」という日の最高気温といっしょです。選手は激しくスィープしたりしているので、指示をするスキップ以外はほとんどが半袖になっていますが、2時間を超える試合の間じっと座っていると体の芯まで冷え切ります。以前は電気ひざ掛けがあって、それなりに耐えられたのですが、使用電力がオーバーしてブレーカーが落ちてしまうので使えなくなってしまい、先日の関東選手権の審判では念のためにと持って行ったダウンパンツを穿いて、靴用カイロを使っても全く効き目がありませんでした。そこで、タンスの中を探して、久しく使っていないスノボパンツを取り出したら、ダウンパンツよりもはるかに暖かそうです。軽井沢オープンに持っていき、試合の合間にそれを穿いてリンクサイトに行ってみたら「これなら大丈夫、寒むない」効果はありそうでしたが、4人制日本選手権の審判をされていた方から「審判の服装のドレスコードで黒でないとだめ」と言われて却下。Bプランは、これまた久しく使っていないノルディックスキー用パンツ、スノボのよりは薄いけど色は黒でダウンよりは暖かいです。2日間、これで通しましたが、何とか寒さには耐えられました。

 競技の方はトップ選手の対戦だけに白熱しており、試合前にストーンを2投(時計回りと反時計回り)して、ハウス中心からの距離を記録するLSD(その試合の最初の先攻後攻の決定やリーグ戦同率時の順位決定の指標になる)は、ほとんどがハウス中心近くに止まり、中心に近すぎて別の点から2点計測して計算で距離を出すものもいくつもありました。得点確認でどちらのストーンが中心に近いか選手同士での判断が難しいときに巨大なコンパスのようなメジャーを使って行う計測、ミックスダブルスではストーンが溜まりやすいのでこれが多いのですが、今回のは何度測っても決着がつかず、副審判長が数回測定し直して判定するという場面もあってヒヤリとしました。

 2日間4試合でしたが、今までに経験がない事例に遭遇し、カーリングの奥の深さを感じ取れた大会でした。

全農さんから選手への嬉しい差し入れ

帰りの軽井沢駅には雪が残っていました
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朗読劇 ひめゆりの唄 無事終了しました

2024-02-29 20:14:53 | 学問
 
 カーテンコールを終えて舞台からハケていく。達成感と、終わってしまった感が入り混じった不思議な感覚で「朗読劇 ひめゆりの唄」の公演を終えました。
 私にとって、初めての本格的な舞台で戸惑いの連続でした。
出演の連絡を受けて「やったろか!」と引き受けたものの、見覚えのある名前、つまり有名な方々の名前に並んで自分の名前が書かれたあります。そこに自分の名前があっていいのか?足を引っ張らないだろうか。そんな不安を抱えながら顔合わせの日を迎えました。そこには、87ページもある分厚い台本、大まかに役を割り振っての読み合わせが始まると、みなさん初見にも関わらず上手に読みこなしています。頼もしいけど、私が足を引っ張っては申し訳ないと、不安が高まります。
  作品の背景も演じ方を難しくさせていました。最前線のサイパンに駐留する兵士、疎開する船を見送る父兄、軍医、男子学徒隊を演じましたが、個々の登場人物の心理はどうだったのだろうか。お国のためという気持ちと家族への思いは、内面では家族への思いが勝っていたと思うけど表には出せなかったはず。どうやって自分を抑えつけていただろうか。それをどう表現するか等々、色々考えました。
それでも、稽古と自主練を重ねると段々マシになってきました。稽古の後は、疲れはありましたが、疲労困憊ではなくて心地よい疲れでした。
いろいろミスはありましたが、ご覧になられた方の感想は概ね良好で、「足を引っ張らなくてよかったー」と思いました。勉強になることもいっぱいあり、また機会があったら演じてみたいと思いました。

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洛東迎賓館で食事

2024-01-16 20:34:06 | 学問
 織物業を経営し、吉田茂内閣で国務大臣を務めた大野木秀次郎氏の邸宅で、今はレストランになっている「洛東迎賓館」で食事してきました。



 住宅街に続く長い長い塀を過ぎると立派な門がありました。その門から奥へ続く道を進み中門をくぐると、綺麗に掃き清められた玉砂利の向こうに大きな日本家屋が姿を現しました。




 玄関を入ると、「靴のままお上がりください。」と案内されました。建物は天井、欄間、柱などは元のままで、床とテーブルは洋風にリニューアルされています。それでいて、無理に改造した感じではなくて、調和がとれた落ち着ける空間です。





 食事はコース料理で魚と肉をメインに、素材には野菜が随所に使われていて、大満足でした。








 氏とちょっとしたご縁があることがわかって訪問しましたが、料理は毎月変わるそうで、夜のライトアップされた庭も見てみたいので、また行きたいと思いました。


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