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氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

カーリング観戦の基礎知識

2010-02-04 23:25:09 | スポーツ

バンクーバーオリンピック目前ということで、カーリング観戦の基礎知識を書いておきます。細かく書くときりがないので、要点だけを書いてみました。

カーリングは1チーム4人で対戦します。1人2投ずつ、相手チームと交互にストーンを投げて(滑らせて?)いきます。投げるときはハウス(的になる円)の後ろで指示する人(スキップといいます)がブラシで指示した位置に向けて投げ、あとの二人がブラシでストーンが滑る前の氷をこすって目的の位置までストーンを運びます。4人が投げ終わった時点(両チーム合計16投)で、得点を競います。これが1回の攻防で「1エンド」と言います。これを10エンド(予選などは8エンドの場合もあります。)行って、勝敗を決めます。

得点の数え方はこれが基本です。

① ハウス(円)の中心により近い所にストーンを置いたチームに得点権があります。(相手チームは0点になります。)

② 相手チームの中心に近いストーンよりも中心側にあるストーンの数が得点になります。

Photo

※ 写真の場合、ハウス(円)の中に赤いストーンが4個、黄色いストーンが3個ありますが、中心に近いストーンは黄色なので黄色に得点権があり、中心に近い赤のストーンよりも中心に近いところに黄色のストーンが2個あるので、黄色が2点になります。

よく、「ブラシを使うのは、氷の上を掃除してるの?」と聞かれますが、これは氷の表面には氷の粒(ペブルといいます)があって、これをブラシでこすって解かすことで、ストーンが滑る距離を伸ばしたり、曲がり方を調整するのが目的で、止めたい位置にストーンを止めるために掛け声を掛けあってこすったり止めたりしています。掃く距離は1回に20メートル以上になることもあるので、体力と知力とチームワークが求められます。

オリンピック中継を見る機会がありましたら、参考にしてみてください。

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