6月になりましたね。6月を水無月というのは何故でしょう?梅雨時で水がみんな地に落ちてしまって天に水がないから・・・なんてことではなくて、旧暦の6月は今でいう7月の梅雨明け時期で夏の強い日差しの下に地上の水はみんな無くなってしまう程だったというのが語源です。・・・と土曜日のラジオで言っていました。
よく晴れあがった2日、自宅から徒歩20分程の「小岩菖蒲園」に行ってきました。ピークにはちょっと早かったようですが、それでも早咲きの品種はすでに咲いていて賑わっていました。
その一角に「ムジナモ」のコーナーがありました。ムジナモは金魚の水槽に入れる藻を6~8センチ程に切ったような形をした藻で、形がムジナ(たぬき)の尾に似ていることからその名が付き、ミジンコなどの動物プランクトンを餌にしている珍しい植物です。大正時代にこの菖蒲園あたりに生息していたのですが、今では野生で生息していないといわれる絶滅危惧種で、「江戸川ムジナモ保存会」が育成や保全をしているそうです。
菖蒲からムジナモに脱線したご近所散歩でしたが、絶滅危惧種の生物を懸命に育てるグループが近くにいらっしゃることを知ったのは収穫でした。
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