実生活にリセマラなし・・・

　ゲームの中で敵や自分が死んでしまっても、リセットすると再び画面の中では死んだはずの自分も殺したはずの敵も生き返って戦っている・・・。そのうち癖になって、展開が自分に不利になったらリセットしてやり直し。このリセットをマラソンのように繰り返すことを「リセマラ」というのだそうです。ゲームをやり過ぎた子供が、生き物が死んでも生き返ると思ってしまう「ゲーム脳」にも通ずるものがありますが、私はゲームをほとんどやらないし、ロールプレイングゲームをやっても、キャラクターが強くなるまで待っていられず、簡単に敵にやられてしまい「こんなところで死んでしまうとは情けない」とかパソコンに言われ、「あんたに言われたくないよ(^_^;)」と言ってやめてしまうタイプなので、そんな風にはならないと思っていました。

　昨今の外出自粛で、先日アップしたエアコンの室外機の日除けやらトイレットペーパーのストック入れやらを作ったりしていました。きちんとした設計図を作ったわけでなく有り合わせの材料を目分量で加工していました。すると、長さが合わなかったり、切り過ぎたりということに直面します。そんなとき、「これ、前の工程まで戻れたらなぁ？」というのが一瞬頭をよぎるのです。無論、パソコンの戻るボタンではあるまいし、一度切ってしまった布や竹の棒が元に戻るはずもないのですが。これは、気を付けないと実生活にリセマラを求めてしまうという軽い危機感を感じました。
　まあ、雨も上がったし、散歩でもして現実社会に触れてきます！