先週の木曜日、仕事がオフだったので大相撲九月場所観戦に行ってきました。
初日にテレビで見て、館内が空いていたので当日でも入場できるかな?と両国国技館の窓口に並ぶと、1階マス席も売れ残っているご様子…。4人席なので1人では無理だろうと、2階椅子席の前寄りの席をゲットしました。しかし、次の人は2人でマス席を購入、「相席になりますがよろしいですか?」と、言われているではないですか?!4人じゃなくても買えるのです。変えてもらえるかな?と思ったけど、2階席の前の方ならよく見えるはずだろうと思って入場しました。
席に座ると土俵の上の吊り屋根上端が目の高さで、やっぱり遠い…。
気を取り直して、250円で食べられる“ちゃんこ鍋”を食べに大広間へ。桜の柄の絨毯が敷かれ結婚式でもできそうなくらい立派な大広間で、この日は「九重部屋の塩ちゃんこ」でした。あの千代の富士が親方の部屋で現役では大関千代大海が所属している名門の部屋です。豚肉と野菜に塩味の汁がよく浸みて美味でした。
土俵はまだ三段目(幕内→十両→幕下の下)の取組みで、館内も暗くて行司さんも地味な装束に草履も履かない裸足です。間合いも短くて、塩も撒きません。終わったらハイ次~といった感じ、テレビで見る幕内との格の違いがはっきりしていました。それでも熱心な追っかけさんがいるのか声援を送る人がいて、まだ観客が少ない館内に響き渡っていました。
取り組みは進んで、幕内になるとテレビでも見おぼえがある方々が登場して盛り上がってきます。独特の気合い入れのパフォーマンスで人気の高見盛は気合いは入ったものの呆気なく負けてしまい観客の溜息を誘っていました。横綱2人に大関が5人もいるので、幕内の中盤が過ぎたらすぐに大関が登場してくる感覚です。
大関は日馬富士が土俵際で粘ったものの力尽きて負け、千代大海が相手を押し込んだものの前に落ちて負けてしまいました。魁皇、琴光喜、琴欧洲は勝ったのですが、攻め込まれての逆転勝ちが目立っていました。それに対して、朝青龍と白鵬の横綱は長い相撲になっても危なげない相撲で勝っていて大関との違いを感じさせてくれました。(写真は賜杯・白鵬・朝青龍・魁皇・日馬富士・琴光喜・琴欧洲・千代大海)
大相撲観戦でモチベーションを上げた19日から3日間、カーリングの「ミネベアカップ」に出場してきました。長野県みよたは既にストーブを使っていました。メンバーが揃わずチームでの参加ができないため、個人参加での出場ですが、これがビギナーズリーグなんです。チャンピオンリーグはチーム参加のみのため、参加できないのでこうしたのですが、腕前は別としても指導員養成講習会を受ける人間が“ビギナーズ”はないでしょう。。事実、試合開始前のスクールでは「あれっ?今日は先生?」と聞かれて恐縮してしまいました。
ともかく、東京から一緒に行ったもう一人と、長野、愛知からの個人参加者で4人チームを組んで参戦することになりました。
予選リーグは4試合。まず、「上田蚕糸専門学校」(信州大学)に勝ったのですが、ストーンの投げ方で明らかに初心者とわかる方もいらっしゃったので、何だか心が痛む勝利でした。
次の相手は、パラリンピックバンクーバー大会出場を決めている車椅子カーリングチームの「ベリーズ」。オープン大会では健常者と対戦することもあり、私個人としては過去2回対戦経験があり、1勝1敗でした。車椅子ですから、カーリング独特のブラシで掃く動作がないので、健常者に圧倒的に有利な条件での試合です。しかし、さすがはパラリンピック代表で、5点差をつけられて最終エンドの攻防を迎える苦しい展開になりました。ところが、その最終エンドで自分たちのストーンも確かに入ったのですが、展開を面白くしようとしているのか、相手がストーンを弾き出しにこないのです。弾き出せば勝てるのに…。結局、我々が大量6点を返しての逆転勝ちでしたが、勝たせてもらったような試合でした。
翌日は私がスキップ(的になる円の中で指示する役)でしたが、2連勝して予選リーグ全勝で勝ちぬけてしまいました。
決勝トーナメントのではシードの2回戦でベテランが助っ人に入っているチームに完敗して、今大会初黒星。これが実力でしょう。。
そして、4位決定トーナメントに回って、1戦目が地元のジュニアチーム。経験は浅くても練習時間は我々よりもはるかに多いので、どんな試合になるか楽しみでもあるけど、やりにくい試合です。教科書通りに攻めてくるのはわかっていたのですが、即席チームの我々も変わった手があるわけではないし、1点を争う試合で最後に相手の難しいショットが決まれば同点という展開でしたが、わずかに外れてしまい我々の勝ち。
勝てば4位の最終戦も際どく勝って、4位で大会を終えました。
結果だけ見ると立派なのですが、内容的には相手のミスで勝てたような感じで横綱相撲ではありませんでした。。それも、ビギナー相手でしたから褒められる内容ではありません。やっぱり、ビギナーズリーグで参加したのが間違いだったのかも知れません。次回は早めに声かけてチーム参加できるようにします。
ビギナーズリーグの試合終了後、レセプションがあり(カーリングの大会には必ずといっていいくらいレセプションがあるのです)、参加者と楽しいひと時を過ごしてきました。(写真は夕食を食べたレストランから見た夕日・レセプション会場・帰りに立ち寄ったコスモス街道・コスモスの花)
でもまだボクは場所を観に行った事はないんですよ。国技館は遠いし、席も手に入りにくそう(なイメージ)だし、テレビならアップで観られるし、その方がいいかなと思って。
花火見物と同じで、例え遠くてもテレビ画面で見るより直に見る方が迫力が全然違うとは思うのですが、わざわざ行って遠くから見るより、「家でテレビ」の方がいいやと甘んじていました。
しかしgramさんの話を聞き、「明日でも行ってみようか」なんて気になりました。升席は空いていれば一人でも買えるだろうけど、問題は値段ですよね。高そう。
今場所は朝青龍の「復活優勝」でしょうか。日馬富士(は、もう脱落)、琴欧洲、把瑠都にも頑張っていただきたいのですが。
ですから椅子席の方が良いですよ。
それに西と東に座ると、力士のお尻を真正面から見ないといけないので、ちょいとキツいですよ、いえ、マジで。
ですから向こうか正面で椅子席がお勧めです。
マス席の大きさって江戸時代の日本人の体系で、皆正座して座るのを前提に作ってあるんですかね。
大相撲観戦・・・いいな~。
私も行きたくなりました。
でも、今場所はご贔屓の千代大海が最悪だから・・(休場してるし(-。-;)
ちょっとつまらないです。
カーリングは、やっぱり実力相応の対戦相手でないとダメなのでしょうか?
勝てば良い・・というものでもなさそうですね。
夕日もコスモスも綺麗です!
ありがとうございます。
大相撲がお好きなら、国技館で一度はご覧になった方がいいですよ。入口で”もぎり”しているのが元力士だったり、国技館入りする力士を間近に見ることもできるので、テレビとは違った楽しみもあるのでお勧めです。
値段は2階のA席で8,200円でしたが、6時間近く見ることができたので、芝居と同じくらいの価値観ですよ。
ありがとうございます。
正面の2階椅子席で、皇室の皆様がお座りになる貴賓席の脇だったので、ある意味ベストな席だったのですね。
マス席はあれでも蔵前国技館よりも広くなったそうです。
ありがとうございます。
千代大海の休場、残念ですね・・・。この日は行司の判定は千代大海の勝ちだったのですが、”物言い”がついて負けてしまいました。
カーリング、自分たちのやることができて勝てたならいいのですが、それができずに相手のミスで勝ってしまったので不満が残っている感じなんです。弱い者いじめしているみたいでバツが悪かったです。。