フランス旅日記２０１９冬（１）

水の都から華の都へ・・・



　関空発エールフランス２９１便は定刻通りにパリのシャルルドゴール空港に到着しました。ここからホテルへ向かうのですが、ホテルまであと少しという辺りで段差を乗り越えたような衝撃があって停車。どうやら乗用車のバックミラーにぶつかったらしく、しばらく話しあっていましたが示談になったようで、大きな遅れもなくホテルに到着しました。



ホテルはパリ東駅の裏で、窓から駅のプラットホームが見えます。ホームの屋根がもの凄く多いので、数えてみると１５あります。各屋根の両側に線路があるので３０番ホームまである大きな駅です。



　まず、買い物。近くのコンビニに行って、ミネラルウォーターとクッキーを買い、有人レジとセルフレジがあったけど、列が短いセルフレジへ・・・。バーコードをピッ、ピッとかざして１０ユーロ紙幣を入れようとしたけど入りません。有人レジの店員が「テルミニを押して！」というので、画面をタッチ。それでも紙幣が入らず、後ろの黒人さんが、親切に操作してくれて一件落着。有人レジにしておけばよかった。。

　すでに夕暮れ時なので、散歩しながら夕食を食べに行ったのですが、街のあちこちに目立つのは各テーブルのクロスの上にワイングラスが逆さに置かれた高そうなレストラン。駅ナカのお店とかあるのかなと行ってみると、スタバはメチャ混み、スタンディング形式のお店もありましたが食事ぐらいは座ってしたいのでスルー（飛行機で嫌ってほど座っていたのに）。「ＳＵＳＨＩ・ＹＡＫＩＴＯＲＩ」と書かれた日本食レストランもあるけど、ここに入るのは負けた気がする（何が？）。いっそファストフードでもいいかなと思い掛けた頃、壁にメニューの写真が貼ってある小さなレストランを見つけ、これなら注文も楽な筈と「ボンジュール！」と挨拶しながら入店しました。
　早速、壁のメニューを指して「ジェ、ブランサ（これをください）」と言ったところまではよかったのだが、ここで店員さんの言葉に戸惑う。「フリッターを選んで」と言っているらしいのだが、どう答えればいいのかわからない。困った店員さんが、ウインドーの前に連れてってくれて「これか、これか、これから選んで」と言われて、ひと安心。飲み物も紅茶が飲みたかったので「イングリッシュティー　スィルヴプレ」と英語にフランス語をミックスしたような表現で言うと、店員さんはティーパックの箱を出して、「これかな？」と言うので「ウイ！」と答えてＯＫ。「日本に来ている外国人が平気で母国語や英語で話しかけてくるのは何でだろう。」思っていたけど、今の私はまさにそれ！日本で外国人に話しかけられたらもっと親切にしてあげよう！チキンステーキに厚焼き玉子のセットで味は薄めでさっぱりしていて美味しかったです。

　右往左往したフランス第１日目でしたが、これも経験！旅は減点法より加点方がよい！「上手く行ったことを喜んで、８分目でいけば最高～！」って思うことにします。


↑遠くにエッフェル塔が見えました♪