『原子力発電といっても、蒸気の力で蒸気タービンを回して発電するという点では、従来の火力発電とまったく変わりありません。ただ、違うのは石炭や石油の代わりに、原子炉の中でウランを核分裂させて発生する熱で蒸気をつくるところです。
原子炉の中には燃料棒と制御棒が入っています。そして制御棒を徐々に抜き出すとウランが核分裂を起こして熱を発生します。燃料棒の熱はまわりを流れている水に伝わり、沸騰して蒸気となり、タービン発電機をまわして電気を起こします。この時使い終わった蒸気は、復水器で再び水に戻され、原子炉へ送り返されます。』
と、かなり前に見学させてもらった静岡県の中部電力浜岡原子力発電所のパンフに書いてありました。こんな仕組みで原子力で発電しているのだそうです。
復水器には蒸気を冷却するための水が常時流れています。原子炉は止まってもしばらく熱は発生し続けるのですが、蒸気を冷却するための水を送るポンプも止まってしまったので蒸気を冷やすことができなくなって空焚きの状態になって水蒸気爆発を起こした・・・ということらしいと、パンフを見て頭の中で整理して何となく解った気になりましたが、冷やす必要があることも解りました。
手をこまねいていないで被曝の危険を最小限に抑えた方法を検討し、身を挺して被害の拡大を防ぐべく対応してくれた皆様には感謝してもしきれません。復興へ向かっての大きな力です。
私も先週は仕事場の復興作業や何やらで疲れましたが、明日からも頑張ろうと思えた昨日のニュースでした。
ありがとうございます。
一般者の見学用パンフだったので簡潔に解りやすく書かれていて、見学で聞いたはずの私も目から鱗が落ちた思いでしたよ(^o^;)
少しでも理屈がわかっていたら見方も変わると思ってアッブしたので、お役に立ててよかったです。
ありがとうございます。
原発は少ない燃料で大きな電力が得られるので、石油資源が乏しい日本では政策的に多く作られたようです。
ホントに夏は冷夏であって欲しいですね~
ありがとうございます。
mikaさんは電力の関連の仕事をされているのですね。私の会社では発電所の遮断器のパーツの一部を扱っています。今回も協力会社の方々がよく動いてくれている様子がよくわかります。
自分よりも過酷な条件のもとで頑張っている人たちには本当に勇気づけられますね。
地震の無い国なら原発もいいけれど、ソーラーとか水力・火力とかで賄えないのでしょうか…
今年の夏が冷夏でありますように、祈るばかりです。
猛暑に悩まされた昨年は、田舎暮らしの自宅にもクーラーが設置されました。 今までは結構我慢できたのに…(^^;)
節電に心掛けなきゃ 被災者の方達に申し訳ないですよね。
私が携わっている仕事です。
「使命感」に燃えている・・という答えに頭が下がりました。
私も、明日からまた頑張りたいと思います!