漆塗りの技法に、「根来塗り」という技法があり、和歌山県の
「根来寺」で作られた(見学したことはありませんが)もの。
黒漆の上に朱漆を塗った僧たちの食器類。
これを長い間、使っていると、朱がすり減り、
元の黒の斑点が現れてくる。
残っている朱と黒との景色が、「いいと」「何とも言えない」
趣があると、骨董収集家の愛好家には好評だとのこと。
長年使われることで、初めにはなかったものが、現れて來る。
それに接して、感動する日本人ならではの感性。
トランプの予備選での暴言に近い言葉、政略が、
多くの民衆を引き付けたわけだけど、
これからが少しづつ、おとなしくなって、改革の変更を、
せざるを得ない、化けの皮が剥がれたとき、
アメリカの民衆は、どう、受け止めるでしょう?!
漆器の高評価でも、人の皮が剥がれたら・・・!
わたし? 化けの皮と漆器を一緒になどできませんが・・!
火の点いた感情では、
早く化けるのを待っています。
下図は根来塗りとは関係ありませんが、
色褪せたこの能舞台で、舞いがあったら、見てみたいものです!