こうやって、あうやって、
それでっと・・、と雪の降る日、手袋を口で脱がせていた
子供の姿を見て、子供の知恵に、
喜んでいた安部公房。
私の所から、車で30分。
お墓がある。
ブログで2回目の阿部公房。
墓参りの話では洒落にならないけど、
1993年1月22日が命日。
22日の月命日には3ヶ月にいちどは、できる限り墓参りに行く。
今月22日は丁度、病院の日。
奇しくも、今月の11月22日は、三島由紀夫が市ヶ谷駐屯所で割腹した日。
(三島さんの文学は、あまり・・・・)
三島氏は東京府中市の多摩霊園で、眠っている。
この霊園で、眠っている文士はたくさんいる。
菊池寛、吉川英治、石坂洋二郎、岡本かの子、江戸川乱歩、船橋聖一、堀辰夫氏・
与謝野晶子氏、まだいます・・甘粕正彦氏も・・・・
そして、昨日は多摩霊園で墓参り。
向田邦子さん(・向田さんも、8月22日が命日)
安部公房さんの墓石には、名前はない。墓誌もない。
写真のように、昔の街道筋にも置かない塊。
晩年まで、「義務教育出身でもわかるような、言葉の文章が必要だと」
「文学者は何の力もない」とつぶやいていた」安部公房。
・・・・・また、書くこともありますので、この辺で!
上山霊園で眠る文士は、安部と石川淳氏。
上の方の写真の川は、奥多摩湖から流れる清流で「多摩川」。
霊園から30分ほど、御嶽駅付近の橋の上、
天才画家「川合玉堂美術館」の傍です。
今日は車が、びっしりでした!