春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

巫女、鶴の一声の18番・神門寺。秩父札所道

2024-02-16 19:39:39 | 秩父34札所


かなり昔の話だと思う。
境内の大きな榊の枝が右、左に分かれて、
門のような形になった当時、里人はここを神の門と呼んで、
神社だったと。
榊が枯れ、堂が寂びた頃、
神楽を奉納して、再興を願う里人たちの前に、巫女が現れ、
ここは、寺院の方が栄えるとお告げした。
以来、寺院となって永久札所18番・神門寺となる。

車を止めた大通りには、食品スーパーが、
家電販店が、ホームセンターが、
蕎麦屋さんが、民家が寺院を囲むように密集していて、
狭い境内の納経所では、梅茶が出て、休息場は別棟にあって、
ほんのりした、札所。








👇扁額にある・玄黄斎さん(1807-1886)
地元、三峰口あたりの森家の入り婿になった、
江戸後期-明治時代の根付師で、
絵画、書道、詩文にも優れたマルチ芸術家だったという。
細密彫刻にすぐれ,大黒天の根付けに、
1000匹の鼠を彫ったという。
著作に『印籠譜』があり、
国立国会図書館デジタルコレクションで、見ることができます。


ご本尊は、写真を撮るものではなく、
手を合わせるものです・・・はい、肝に銘じます ‼
許可済でありまして・・





入口と出口で、頭をしこたま打った、狭い回廊には







20年ほど前に寄贈された、蓮華堂にも、
仏像を置いている。














緑色の厚い表紙が白く斑模様になってて
幾度、何度、唱えたのでしょう
👇
2月12日・建国記念日の日
浮ついた心に
物音が消え、時間が止まった瞬間でした

コメント (2)
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