6月9日、秩父の町を抜けて三峰山裏参道に着いた午後1時。
前回、中央道「勝沼」から西沢渓谷、大菩薩峠の麓、
雲龍寺を訪れた道、国道140号ですが、
今回は、その140号 ❛彩甲斐街道を❜ 逆回りです。
向かうのは山梨県勝沼インターまで。
これで奥多摩の外周を一回りすることになります。
いつもの通り寄り道ばかり、
三峰山、荒川沿いに
神庭(かにわ) 洞窟は、縄文時代の史跡があって、
目的地の一つでした。
登竜橋の入り口にある三峯神社の一之鳥居。
明治20年、荒川廣川宿から、42年この場所に移築した鳥居。
三峰講で登る人たちは、この門をくぐり、
山梨から、群馬碓氷峠に行く途中のこと、
武尊を導いた山犬(狼)が狛犬の代わりに、守っています。
秩父のオオカミ信仰は、修験者の言い伝えられますが、
元は、日本武尊と先導した山犬の逸話からでしょう。
参拝者は、登龍橋の手前大正3年からの「紅の屋」で、
脚絆を締めなおしたり、食事摂ったり、
10年前、ケーブルカーがあったころは、
かなりの盛況だったといいます。👇
「一斗」とは「五升の倍」だから『御商売』
「二升」は「升(マス)が二つ」だから『益々』
「五合」は「一升の半分で半升(はんじょう)」だから『繁盛』
よって、「御商売益々繁盛」👇
三峰神社本社まで52丁。約5.5キロ。
この先500メートル先、右に折れ荒川の川沿い進むと、
縄文時代の人が住んでいた神庭洞窟があり、
わたしの参道はそこで終わりです。
舞い戻って、140号甲州、塩山方面に向かい、
三峰神社新道で本社に行きました。
午後5時、駐車場は6時閉門。
急いで順路通りに・・・。
オオカミ君 りりしく、しっかり見張りをしているわけ👇
ここは日本武尊が、いざなぎのみこと・いざなみのみことが、
我が国をお生みになられたことをおしのび、
お宮を造営したのは110年。
お参りすると夫婦円満、睦まじくです・・・。
写真 2018.6.9 三峰神社 (1)
熊子の百葉箱さん
千社札(せんじゃふだ)といって
神社や仏閣に参拝を行った記念として
自分の名前や住所を書き込んだ紙製の札のことです。
愛好家では、「せんしゃふだ」と発音しているようです。
今はほとんど「貼らないように」と注意書きが・・。