
「鬼の城」 に行ってきました。
朝早かったからか、瀬戸内海や水島の工場地帯までよく見え、
また、涼しい風が吹いて、まるで別天地です。

城壁、2.2キロ余りを2時間ほどかけて歩きましたが、
下を見ると絶壁で、スリル満点です。
市街地からも近く、頂上近くまで車で行けて、
復元された西門までは車椅子でも行けるようになっていました。

案内書にある 「鬼の城の概要」 の冒頭部分。
7世紀の東アジアは、戦乱の時代でした。
660年、唐・新羅の連合軍に滅ぼされた百済の要請により朝鮮半島に援軍を送った大和政権は白村江の戦い(663年)で唐・新羅連合軍に大敗しました。
唐・新羅の進攻に備えるため西日本の要所には大野城をはじめとする朝鮮式山城を築城したことが「日本書紀」に記されています。
一方、記録にはありませんが、朝鮮式山城と同種遺跡の古代山城(神籠石系山城)が16城あり、鬼の城もその一つと考えられています。