I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

蕪山(かぶらやま) 1069m

2014-10-28 | アウトドア
友人から勧められていた山へ、紅葉を求めて名古屋を5:30に出発。昨夜のうちにカーナビには板取中学(0581-57-2024)を登録済みだ。

途中一宮のマックのドライブスルーで朝食を調達し、岐阜市北部のコンビニで昼食用のおにぎりを購入。21世紀の森へは7:45に到着した。



熊の目撃情報は気になるものの、ここまで来た以上はと思い、駐車場脇のトイレを拝借し準備運動後、二人とも熊鈴を付けてザックを担ぐ。


コース図の通り登ることにして、株杉の森への入り口はパスして蕪山自然散策路に向かい奥へ進む。8:12


通行止めゲートの左から回り込んで、自然散策路と書かれたところから右へ入る。(後で分かったが、ここは目的とした登山道ではなかった。)


入り込んですぐにとても大きな株杉に囲まれる。庭園用に作られた台杉とは、スケール感が1000倍違う。その奇形には驚きさえ覚える。



谷沿いに石で組み上げられた階段を直登し、杉林の山腹を左へ

何度か沢も渡って、右へ巻いて進む。たまに立ち止まって水分補給するのみ。


道が下りになって不思議に思いながら進むと分岐点が出てきた。どうやらここがコース順に登ってくる場所のようだ。9:09




この辺りから所々に紅葉が見られるようになったが、眺望はほとんどなく退屈極まりない。


9:48 初めて腰かけられそうな2本丸太を発見、ザックを下ろし10分の休憩だ。エネチャージを済ませるが、山頂まではまだ1km以上。


あと500mになってからもアップダウンを繰り返す。さて、もう一頑張りましょうか。


行く手にぽっかり開けた青空が見えたら、そこが蕪山山頂。木が一本、テーブルが一卓あるだけの広場になっている。10:42


昨日で噴火からちょうど一ヶ月となった御嶽山を朧げに眺めることができたので、手を合わせ行方不明者の一日も早い発見を心から祈る。


白山や乗鞍岳なども望めるし、東西南北、本当に素晴らしい360度パノラマだが、霞んでいるだけが少々残念だ。


貸し切り状態の頂上でカップ麺とおにぎりで腹を満たす。しかし如何せん風が冷たいので、名残惜しいが山コーヒーは諦め下山を開始。


11:24 当初計画していた山頂直下からの奥牧谷コースへの分岐が分からないので、来た道を引き返すことにする。


途中擦れ違った登山者は10名、やはりベンチで休憩したのだろうか。先の分岐点からは右へ鋭角に曲がり進む。


尾根につけられた九十九折の単調な道を下ると舗装された林道に出た。ここが本来の蕪山登山道入り口。13:16


登りに使った谷沿いの急登を下りるのと、どちらが正解だったのだろうと考えながら駐車場に着いた。13:23

紅葉には少々早かったが、山頂からの展望は最高。アプローチに未舗装の狭い林道を走ることもなく、なかなかいい山行だった。

      
その後、筋肉痛、関節痛、疲労回復に効能があるという「板取川温泉」に入浴。ご褒美は何故か北海道の名がついたソフトクリームだ(笑)

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  6.0km
  沿面距離  6.7km
  記録時間  05:03:02
  最高高度  1072m
  最低高度  346m
  累計高度(+) 1202m
  累計高度(-) 833m
  平均速度  1.2km/h
  最高速度  2.1km/h (DIY GPSによる)
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Em-Shelter I/ エム・シェルター1

2014-10-13 | アウトドア
今までは登山届の装備欄にエマージェンシーシートと書いてきたが、先達のブログで紹介されていたツェルトが
私たちの山行には適当そうなので購入を決めた。単なるお守り代わりで、実際に使う羽目にならないことを願う。




『命を守る道具だけは、とことん簡単でなければならない・・・。

初心者やシニアの方でもテクニックなしに素早く防御体勢を整えられるので安心です。
ボックス型ですので、かぶった際に顔付近の空間に余裕ができ窮屈感が軽減しました。
2人以上で使用する際、向かい合わせに座ることでテンションが掛かり、長時間でも楽に座ることが可能です。

生地・縫製ともに 「 Made in JAPAN 」 です。 』



Em-Shelter I/ エム・シェルター1 簡単・快適空間 - 新世代ツェルト



(ブログ開設から2500日目、台風19号の通過を待ちながら)
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アウトドア時計 プロトレック KARAKORUM BLACK SERIES

2014-10-04 | アウトドア
カシオ CASIO プロトレック PRO TREK PRW-6014H-1JR の 商品概要

『トリプルセンサーを搭載した本格アウトドアギア「プロトレック」から、プロトレックサポーターであるプロ登山家、竹内洋岳氏がデザインを監修した「KARAKORUM BLACK SERIES(カラコルムブラックシリーズ)」が登場。

カラコルムとはテュルク語・モンゴル語で「黒い砂礫」を意味します。今回のモデルは、世界第2位の高さを誇るK2を筆頭に標高7000mを越える山が60座以上存在するカラコルム山脈をイメージし、フェイス、バンド、ボタン、美錠などのカラーリングを徹底的にこだわり『黒い砂礫』をブラックカラーで表現しました。インデックスや針、方位ディレクション等には、ブラックとコントラストの高いホワイトを採用し視認性を向上させています。
また、登山時に使用頻度の高い高度計測用の4時側のボタンは、シルバーにすることで直感的な操作を可能にしました。ベースモデルには、計測精度、間隔を飛躍的に向上させたトリプルセンサーVer.3(※)を搭載したPRW-6000を採用。バンドには、引張耐久力に優れたカーボンファイバーシートを樹脂にインサートした切れにくい強靭な素材を、風防には傷が付きにくいサファイアガラスを採用し、アウトドアシーンに堪えうる耐久性も追求しました。
日本唯一の14サミッタープロ登山家「竹内洋岳氏」が監修し、機能・デザイン共にこだわったスペシャルなモデルです。

・ 方位、高度・気圧、温度を計測可能なトリプルセンサー
・ 世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6
・ タフソーラー
・ 気圧傾向表示機能
・ 気圧傾向インフォメーションアラーム
・ 耐低温仕様(-10℃)
・ 感覚的な操作が可能な電子式リューズスイッチと時、分、秒針を独立駆動させるマルチモータードライブを組み合わせ、多彩な機能をスムーズに使える「スマートアクセス」
・ 針位置自動補正機能
・ ムーブメントの耐久性を向上するハイブリッドマウント構造
・ 高度、気圧、温度を計測する際に針が液晶と重なった場合、自動でデジタル表示から針を一時的に移動させる針退避機能』


色使いがPRW-S6000Y-1JFよりシックになったし、もちろんサファイアガラス仕様。やっぱり時計はアナログに限るよな~。

遊歩紀行
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上高地・涸沢 2日目

2014-10-01 | アウトドア
             「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」  (タイトル写真は涸沢ヒュッテにあった手書きの案内看板)




暖房の利き過ぎと思われる室温と隣のおじさんの鼾で何度も目が覚め寝不足がちだが、モルゲンロートを見るため5時の朝食の列に並ぶ。


30分前には2階の廊下まで行列は伸びたが、10分前に食堂に案内された。昨日のごはんより今朝の方が上手く炊けていてお代わりを貰う。


すでに準備万端だったので、食後すぐにザックを担ぎ登山靴を履いてキャンプ場へ降りた。5:40頃と聞いていたがなかなか始まらない。




両山小屋のテラスには大勢の客が認められるが、どうやら今日は外れかな。日が差してだんだん明るくはなったものの赤く染まらない。


ヒュッテのテラスに人影が少なくなってから移動し、モーニングコーヒー400円をいただいたが、温くてすぐに飲み干してしまった。



天気は最高に良さそうなので、相談の結果ブロ友の勧め通り、屏風のコルを越え新村橋へ下るパノラマコースを選択し、6:56に出発。


日陰で朝露に濡れたままの道をしばらく登ると、両山小屋を含む涸沢カールが俯瞰できる場所に出た。ヒュッテはまだ山陰に沈んでいる。


巾が極端に狭い橋を渡り、さらに進むと槍ヶ岳の穂先が見えて感激。


少々気持ちの悪いところを登り、嫌らしいところを慎重に下りる。


トラバースでは、かなり使い込んだ感じのロープが心もとない。


8:12 紅葉絶頂の尾根に出た。ここが屏風のコルか?あの尖りが屏風の耳あるいは屏風の頭?


上高地側の中央に見える橋まで下らなきゃいけない。かなり時間がかかりそうだ 8:19。


奥穂高、涸沢岳、北穂高岳の雄姿と涸沢カール。穂高岳山荘もしっかり確認できる。


カメラを右に振れば、大キレットを経て槍さま!素晴らしい眺望で登ってきた甲斐がある。



屏風の頭に立っている人を眺めるだけで下山開始。体力を考慮し屏風の耳までの600mもパスすることにした、8:41。



「氷壁」で小坂乙彦が滑落したという前穂高岳の東壁はあれか?


つづら折りの道を下って振り返れば、先ほどまで居たコルはもうあんなに遠い。



いちいち膝を折っては岩場・ガレ場を一歩一歩進むので、もう膝はガクガクだ。



ここが奥又白谷?


枯れた沢に沿って下り、もう歩けないと泣きが入った頃に梓川に突き当る。右折してからの林道歩きも辛い。まるで苦行。


ようやく新村橋に着いて対岸へ渡ることができた。ここまで出発から約5時間、アイムベリータイヤード。


さらに15分ほど足を引きずるように歩いて、徳沢園に到着、12:12。昼食にはピッタリの時間だ(笑)


注文は北海道産の麺と自家製スープが自慢という秋限定ラーメン900円に決定。実際食べてみてもかなり旨い。先々週のものよりグッド!
ご褒美のソフトクリーム400円を食べながら休んでいると、昨日タクシーをシェアーしたご夫婦に偶然出会い、帰りもよろしくと談合決定。


3時にバスターミナルの給水所でと待ち合わせたため急ぎ足で歩く。コースタイム通りの2時間はこの疲れた足ではギリギリかもしれない。
できることなら徳沢までタクシーを呼んでほしいくらいだ。BTには5分前に着いたが、待ち合わせの場所にザックもその姿もなく少々焦る。
しばらく待つと観光客を押し退けて待ち人来たり。明神橋を対岸に渡ったため遅れたらしい。15:10 予定通り4人でタクシーへ乗り込んだ。
(ここでiPhoneから登山のコンパスに下山届を提出、実に便利だ。)


その後あかんだな駐車場に戻り、車で「ひらゆの森」に移動。500円を支払って二日分の汗を流し時間をかけて名古屋へ帰った。



(総括)平坦な道とはいえ10kmのアプローチは長過ぎるし、横尾を過ぎて加速度的に勾配が急になる登山道も大変だった。
    またパノラマコースでは登りにある数か所のリスキーな場所より、いつまでたっても着かない下りに打ちのめされた。
    生涯で一番歩いたような気がする。テントを担いだ人はもっと大変なんだろうな。ようやるわと今更ながら感心!
    ただし、今も目をつぶれば瞼に焼き付いてる圧倒的な涸沢の紅葉には、感謝の言葉しか思いつかない。サイチェン。

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  27.2km
  沿面距離  28.3km
  記録時間  17:15:41
  最高高度  2432m
  最低高度  1474m
  累計高度(+) 2358m
  累計高度(-) 2288m
  平均速度  1.6km/h
  最高速度  4.2km/h (DIY GPSによる)
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上高地・涸沢 1日目

2014-09-30 | アウトドア
2:22名古屋を出発し、5:51にあかんだな駐車場に到着。準備をしているカップルに声を掛けてタクシーでの移動を提案した。
料金は4500円にトンネルの通行料1500円がかかるが、4人で割れば一人1500円ということで先方もそのつもりがあり即決だ。


車窓から大正池を眺めながら最高の天気に感謝していると、上高地バスターミナルに6:19に着いた。
(始発バスは6:20予定だから今頃出発しているのかな。30分ほど稼いだことになる。)


有料トイレ(100円)を拝借し靴を履きなおして歩き始めたが、100mも歩くと河童橋が見えてきた。


小説「日本アルプスの彗星」を思い出して記念撮影。近くにいた観光客にお願いしツーショット写真を撮ってもらう。


6:57改めてスタート。これからが長い林道歩きだ。


色づき始めた木々に目を奪われながら、7:32明神に到着し小休止。12年前は右岸を散策して橋を渡りここから戻った。


梓川沿いの道は眺めもあって林の中より気持ちがいい。小説「氷壁」の舞台徳沢園に着いたのは8:40。ほぼコースタイム。


本格的な登山道までの退屈きまわりないアプローチもここまでだ。10:06 横尾山荘にCTの90分弱で到着した。


下山してきた人も加わりとても賑わっている。これから先涸沢までトイレがないのでもう一度利用しておくことに。
また凍らせてあったがすでに溶けてしまった冷たいアミノバイタルでエネチャージ。尚、ここまでdocomoは通じた。


10:34 揺れる吊り橋を渡ったところによく目立つ看板あり。登山準備はしっかり揃えるように、午後2時以降の入山は控えるように。


左手に屏風岩を見ながら急になった登山道を進んでいると、ストリートビューの全方向カメラを背負った人に抜かれた。こんな道まで?


11:37 大きく揺れる本谷橋を渡ってランチタイム。ここから先はさらにしんどくなるらしいので靴を脱いで十分な休憩を取る。


12:22 出発。岩が多くなり登り難くなった道を喘ぎながら登る。




写真を撮ることを言い訳に休む、そしてまた休む(笑)




涸沢ヒュッテの吹き流しが見えた。ヘリで何度も荷揚げをしている様子だ。




涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐を右へ進み、紅葉のトンネルを通ると本日の宿だ。


振り返れば、日本一の紅葉の向こうに蝶ケ岳もバッチリ!


色とりどりのテントの向こうには単なる石積みにしか見えないヒュッテ。


最後の力を振り絞って涸沢小屋に到着、14:42。BTから約8時間の長丁場だった。(雑誌によると高低差805m、歩行距離は15.7km。)
早速二人分18600円を支払い受付を済ませると、宛がわれたのは「岳」という大部屋の65と66。幸い一組の布団を二人で使用できるようだ。


サコッシュに貴重品を入れてデッキへ戻りマムートマークの入ったジョッキの生ビール900円で奥穂と大雪渓に乾杯。枝豆付きは1100円だ。


ここで横須賀から来たMさんご夫婦と再遭遇。途中休憩している時に出会いテント泊と聞いていたが生を求めて小屋まで来られたらしい。
何でもヒュッテでは生は売り切れとか。つまみは柿ピーとくんさきいかだけとおそまつだが、意気投合しビールの杯を重ねて会話も弾んだ。


明朝北穂高岳に登られるMさんたちと別れ、蚕棚の2階で一休みしてから17:45の夕食をいただく。鮭のタルタルソース添えはなかなか。

夕食後もう一度デッキに出たが、雲が夜空を覆ったのか星が確認できないので星空の撮影は断念。折角ミニ三脚を運んできたのに。
ここから山小屋の夜は長い。取り立てて何もすることはないので部屋に戻るとすぐ隣の布団にシニア男性が。これが悩みのタネとなる。


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西穂独標 2701m 後半

2014-09-15 | アウトドア
山頂には20人ほどの登山客がうかがえる。坊主頭に短い毛髪が生えているかのようだ(笑)


基部からは両手両足で岩場に取りつく。あそこに足を置いてそこを掴んでと一手一歩進めている内にあっけなく登頂、12:24。


平らな頂上部にある11峰と書かれた岩の向うには、穂高連峰が堂々とした威厳を放っている。


手前のピラミッドピークまで行くだけでも、ここを下りなければいけない。ウヒョー、マジで怖い。


こっちは先ほど登ってきた降り口。登山用ヘルメットを被った人の後に続こう、12:48。


12と数字だけが記された小さな岩峰をトラバース。ここも結構神経を遣った。



ようやく路傍の小さな花を見る余裕が出てきたぞ。イワツメクサかな?


山荘へもう少しのところでガスが湧きだした。ちょっと急ごうか。


さて、本日二つ目の目的を達成しよう。有名な西穂ラーメン900円だ。しょうゆとみそを一つづつ注文した、13:52。



出来上がったところで名前を呼ばれ盆を取りに行く。しょうゆとみそのトッピングの差はナルトと半玉子。


さっそく食べ比べてみたが、細縮れ麺はカンスイ(?)臭く、チャーシューもメンマも既製品っぽい。
どちらかと言えば味噌の方がお勧めかな。所詮山小屋レベルで、正直期待外れだった。☆二つか。


あまりゆっくりもしていられないので、有料トイレ100円(宿泊およびテント泊は無料)を利用しザックを担ぐ、14:18。


木の高いところに小屋への案内板が付いているのは通年営業をしている証拠。こんな時間でも登ってくる客に出会う。


今回は膝より足首が痛かった所為でかなり時間がかかってしまった、15:38。45分発の下りロープウェイに滑り込みだ。


7分間で845m下のしらかば平駅に到着。この時間になれば観光客もまばらだし、駐車場の車もかなり少なくなっていた。


〆は当然露天風呂。登山口から一番近い「ひがくの湯」700円に飛び込んだ。そこには何故か鉄道ジオラマがあった。

尚、帰宅後朝刊に目を通したが14日独標付近で事故があったようだ。私たちも下山途中西穂で男性一名の滑落を伝える
大声を聞いたし、初心者らしい慎重なプランで十分気を付けて行動しなきゃいけないを改めて気付かされた山行となった。


山はわずかに色づいた木々もあり秋の訪れを感じさせる。待ってろよ、上高地!涸沢!(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  7.8km
  沿面距離  8.1km
  記録時間  06:49:05
  最高高度  2690m
  最低高度  1815m
  累計高度(+) 652m
  累計高度(-) 986m
  平均速度  1.1km/h
  最高速度  16.6km/h (DIY GPSによる)






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西穂独標 2701m 前半

2014-09-15 | アウトドア
雑誌「入門山 とことんいい山だけ38選」からチャレンジ☆天空の眺望山に挑戦。日帰りで北アルプスを歩けることが魅力的だ。

8時に鍋平高原駐車場に着ければいいなと名古屋を3:22に出発したが、途中休憩を2度挟んだのにもかかわらず7:10に到着した。
しばらく車内で横になっていたが、周囲が騒々しくなってきたので7:45しらかば平駅へ移動。既に50名ほどが始発を待っていた。


最後尾に付き順にチケットを購入。往復乗車券2800円が二枚、山専ボトルが入っている私のザックは6kgを越えていたので荷物券200円1枚、
さらに当日限りの駐車券500円が1枚だ。(登山者専用の駐車場は1日300円だが、舗装された駐車場も日帰りの場合は利用可能とのこと)


予定の8:45を待たずに改札が始まり、8:30に新穂高第2ロープウェイ(120名定員)が出発。積み残された人達が恨めしそうに手を振っていた。


西穂高口駅の展望台へ上がり四方を眺める。登ってきた方角には笠ケ岳、目指す穂高方面には西穂山荘も確認できる。


おっと、槍さまだ。


ウォシュレット付きのトイレを拝借し、吉永小百合ちゃんがCMを撮った喫茶・軽食「マウントビュー」を通って登山開始する、9:02。
コンパス」で提出済みなので西穂高口登山届出所はパスした。(北アルプス岐阜県側ではH26.12.1から義務化される)


樹林帯の木道を進み、石が浮いて歩き難い登山道を2・3度アップダウンしながら大きな谷を下り、そして登り返す。


下山者とすれ違うことが多くなり待機する場面もあるが、急登をジグザグに登りつめるとようやく山荘が見えた。


ぐるっと回り込んで写真で見たことのある西穂山荘に到着、10:18。コースタイム1時間半の割に早く着けた。とても賑わっている。


テント場は30張とのことだがちょっと狭いように見える。満杯となればプライバシーも何もあったもんじゃないだろうな。


ザックを小屋の棚にデポして水筒とフリースを入れたサブザックだけを持ち、小屋のデッキから見えた小山に突撃、10:45。


結構なゴロ石の登りは八ヶ岳・蓼科山や立山・雄山を思い出した。振り向けば小さくなった小屋を挟んで焼岳を望むことができる。


基本的に気持ちのいい稜線歩きだが雲が多い。目的地はいがぐり頭のように見える右から2つ目のピークだ。


ちょっと開けた場所から先客が覗きこんでいるのは上高地・大正池方面だ。


危険ならここから引き返そうと思っていた丸山に到着、11:03。笠ケ岳が美しい山容を見せている。


まずはこの名もなき山を越えなきゃならない。


ザレ場の斜面を過ぎハイマツ帯を抜けて独標が見えたところで、シャリバテを感じランチタイムとする。つもりがあるのでおにぎり1個のみ。

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

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大台ケ原山 1695m 後半

2014-09-02 | アウトドア
昔、牛鬼という怪物を高僧がとらえて封じ込めたという牛石は見るだけにして石畳を踏む。(触ると大雨になるとか)


変化する道に楽しみを見出しながら進むと大蛇(だいじゃぐら)とシオカラ谷の分岐点に到着。9:41




あとで登り返すことになると分かっていても下るしかない。三度目の正直で本当の大蛇に邂逅。9:51


ザックを手前にデポして梯子(橋?)を渡り、大きな岩に取りつくとそこが本日のハイライトだ。恐る恐る先端へ足を運ぶ。






目の前に大峰連山、足元を覗くと標高差1000mの谷底という絶景ポイントに二人並んで座り、雄大な景色を暫し堪能。


しかし、いくらなんでもここで昼食という訳にはいかないので10分ほどで重い腰を上げた。





分岐に戻りシオカラ谷への足場の悪い道(ようやく登山道らしくなってきた)をどんどん下ると、水の音が聞こえてきた。


シオカラ谷の吊り橋の手前から渓流に下りることができたので、ここでランチタイムとする。10:51


この山では火気使用禁止のためジェットボイルを使ってのカップ麺や山コーヒーは御法度。おにぎりで腹を満たす。


たっぷりとした休憩の後、吊り橋に揺られる。谷を渡る風が気持ち良い。11:21




地図を確認したので登りは想定済みだが、まさか階段がこんなに続くとは誰が想像しただろうか?11:35


休憩時間を除けばCT通り(約9km・約4時間)でフィニッシュ。スタート地点とは駐車場を挟んで反対側の売店脇だった。11:57


鼻歌まじりで楽勝のハイキングと思っていたが、最後シオカラ谷への下りと駐車場への登り返しは本当にきつかった。
だから友人には、シャクナゲが咲く5月か紅葉が見られる10月に反時計回りに歩く方が良さそうだと勧めることにしよう。

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  6.8km
  沿面距離  6.9km
  記録時間  04:51:15
  最高高度  1705m
  最低高度  1425m
  累計高度(+) 491m
  累計高度(-) 511m
  平均速度  1.4km/h
  最高速度  3.0km/h (DIY GPSによる)



その後センターで紹介してもらった秘湯「小処温泉」の露天風呂に浸かってから帰名。今夜もビールが旨い!(by iPhone5s)
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大台ケ原山 1695m 前半

2014-09-02 | アウトドア
三枚の地図を準備してあったが、ネットの天気予報に唯一晴マークがある場所に決定して、朝3:00に名古屋を出発。




東名阪自動車道「針IC」のコンビニに立ち寄った後は、桜で有名な吉野を通り越し、ナビに従い一般道をひたすら進む。


夜が明けて1時間ほど経っただろうか。とても長いドライブウェイ(無料)の途中にあった空き地から絶景を眺める。


大台ケ原へは7時過ぎに到着。トイレを借用し、入念にストレッチをしてビジターセンターの脇から歩き始める。7:28


左に分かれる苔探勝路はパスして、日出ケ岳を目指し手入れの行き届いた道を進む。


突き当たったウッドデッキから熊野灘は確認できたが、よほど条件が揃わないと富士山は見えないのだろうな。8:03




百名山ひと筆書きに挑戦中の田中陽希君も登った木製階段を登り、最高峰の日出ヶ岳の三角点にタッチ。8:12


ここまでのコースタイムは50分だから、少し早く着くことができた。アミノバイタルを飲んで小休止。


避雷針の付いた展望台の屋上から釈迦ケ岳方面を撮影したが、その頂はまるで鮫の背びれのようだった。


分岐まで戻り、木製の渡り廊下を進み、秋の訪れを感じながら階段を登る。何ら問題なし、調子もいい。


正木嶺を越えると一層立ち枯れが目立つようになったが、原因となった鹿に遭遇することもない。8:43


駐車場へ戻ることができる分岐・尾鷲辻の東屋で一服。といっても煙草を吸うわけではない。9:15


ミヤコザサで覆われたなだらかな丘陵を気分よく闊歩。いつの間にか本ゴヤ嶺も通過していた。


突然、神武天皇が降臨。ここが牛石ケ原だ。ベンチもないので写真だけを撮って歩を進める。9:36

(続く)     (Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)
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燕岳 2762m 2日目

2014-07-22 | アウトドア


深夜2時に窓から星が出ているのを確認し、廊下を爪先立ちで音を立てないように戸外へ出て燕岳のシルエットを狙った。
テラスのテーブルにミニ三脚を立て、撮影はカメラ任せ(SCN星空)だったが、ダウンジャケットを着ていてもかなり寒く、
数枚撮っただけでそそくさと部屋に戻り布団に潜り込んだ。(結果、ISOの設定がまずかったのかかなり暗いので修正)



4:40のご来光を求めるには早すぎると思うが、3時頃から人がバタつき始め寝ていられない。4時過ぎにまた外へ。


天気はいいが、薄い筋状の雲が御来光を3段に分けてしまい、新円ではなかったものの実に神々しい眺めだった。


ちなみに同じ時間帯の槍・穂高方面はこんな感じ。いつか赤く染まった本当のモルゲンロートを見てみたい。




朝食は5:30からとしたが、4:30の回にとって既に出発した人もいたのだろうか?今朝のご飯はちゃんと炊けていたので、
お代わりもいただき、さらに喫茶室へ移動し流れる雲を見ながら食後のコーヒー500円も飲んで山の時を楽しむ。




さて、新館との間にある出入口からウィンドブレーカーを着て出発。6:44 燕岳はいつの間にか煙ってしまった。


昨日ガスで全く見えなかった景観に驚きながら、青空をバックにした燕山荘ともお別れだ。



(シナノキンバイ)


ゴミを担いだ山荘のスタッフに抜かれたが、慣れているのかあっという間に見えなくなった。


名残惜しいが、槍ヶ岳にもサヨウナラをして下山の足を進める。


7:39 合戦小屋ではすでにスイカの販売が始まっていた。しかし水分を補給しトイレ休憩だけで離れる。


登ってくる人と擦れ違うようになり脇に避けることも多くなったが、それぞれのベンチに人は少ない。平日だから?


10:27 第1ベンチで可愛い道祖神を見つけた。昨日は全く気づかなかったのに、道の安全を守っていてくれたのか。


11:01 膝をかばいながら時間をかけて登山口まで降りてきた。実はここからの駐車場までの道路歩きが結構辛い。


11:30 燕山荘で貰った割引券を利用して有明荘で入浴520円也。単純硫黄泉ながら、実にいい貸切露天風呂だった。



雷鳥に会えなかっただけが唯一の心残りだが、気持ちを入れ替えて次はどこへ登るかもう考えている自分がいる。

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  10.2km
  沿面距離  11.0km
  記録時間  11:37:56
  最高高度  2751m
  最低高度  1402m
  累計高度(+) 1654m
  累計高度(-) 1653m
  平均速度  0.9km/h
  最高速度  2.9km/h (DIY GPSによる)

コメント (2)
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