I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

アイム・オールド・ファッションド

2010-06-20 | 音楽・CD
今月で休刊となるスウィング・ジャーナルを購入してきた。記念号だからページ数が増えているかと思いきや、いつもと全く同じだ。ただし最後の表紙を飾るのはそれにふさわしいジャズ・ジャイアント、ジョン・コルトレーン。生涯のディスコグラフィーも改めて本文中で取り上げられているが、私自身近頃あまり聴かなくなってしまっているのに気付かされる。いつの間にかスピリチュアルな重いジャズに耐えられるだけの気力・体力を無くしたからかもしれない。

 


さて、先の休日にショップで手にしたビル・チャーラップの最新アルバムだが、今号のSJ選定ゴールドディスクにもなっていた。しかも復刻盤でもないのに何と1500円というバーゲン価格だから、ニューヨーク・トリオ以来のファンでなくともありがたい。ピアノ・ベース・ドラムスという在り来たりなトリオのフォーマットから離れ、ピアノ・ギター・ベースというオールドタイプの編成は、今かえって新鮮でスマートに感じられる。演奏されるお馴染みのスタンダード曲はどれも心地よくとてもお洒落で、どこぞの蕎麦屋のBGMとして是非推薦したい(笑)

    1.I’m Old Fashioned
    2.I Can’t Get Started
    3.Stella By Starlight
    4.Ghost Of A Chance
    5.All The Things You Are
    6.Easy Living
    7.Darn That Dream
    8.Angel Eyes
    9.What Is This Thing Called Love
    10.Body And Soul
    11.Gone With The Wind
    12.Everything Happens To Me
    13.These Foolish Things





ところで、パソコンでダウンロードしipodあるいはiphoneで聴くから、CDが売れなくなってSJ誌も休刊に追い込まれたのだろうが、私はこれからも集めた全てのCDを愛し、できるだけいいオーディオでいい音を追求する古い奴のままでいようと思う。


では名盤「ブルー・トレイン」から同曲を久しぶりに

I'm Old Fashioned
コメント (2)
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