I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「らーめん菜心庵(さいしんいおり)」東区

2010-10-31 | ラーメン 市内
ツレがお出かけの今夜は、近頃あちこちのラーメンブログに登場することが多かったこの新店をチョイス。


幸い店の前に車を停めることができたので、傘を差さずとも雨に濡れることもなく入店することができた。

Jの形の黒いカウンターと背もたれの高い椅子からはモダンな感じを受ける。二人掛けのテーブル席も含めキャパは11程度か。
広い厨房も新しく、とても清潔感があって好ましい。ただしBGMは壁に掛かった液晶TVから流れる歌謡番組だったが・・・(笑)



さて、本来はメニューの一番上に書いてあるものを注文すべきなのだろうが、気分は味噌。お勧めの平打ち麺でお願いすることにした。



しばらく雑誌TWのラーメン特集を見ながら待っていると、洒落た器の胡麻味噌バター麺750円がカウンター越しに手渡される。



レンゲで一口、黒と白の胡麻が浮かんだスープを飲んでみると思ったより辛い。温泉玉子をスープに溶かして、

これもまた想像していたものより幅広の麺に絡めた。 

コシはないが、きしめんのようにヤワでもない独特の食感だ。坦々麺でも味噌ラーメンでもないオリジナルな味は言葉では伝え難い。
いつの間にかスープも全て飲み干してしまい、体も温まったので、勘定を払って帰ろうとしたところ、去っていく客一人一人の後姿に
深く頭を下げ、丁寧にお礼を述べられている店主を見かけた。
その姿勢に人柄が現れ仕事に取り組む真剣さも垣間見、心まで温かくなってきたので、次はツレも誘って定番を試してみようと思う。



ところで、「菜心庵(いおり)」と表記されていたので、てっきり菜心庵と書いて「いおり」と無理矢理読ませるのかと思っていたが、
店主に尋ねてみたところ、「さいしんいおり」が正しかったので、ようやく納得ができてスッと腑に落ちた。

ちなみに「菜」は野菜など具材に拘り、「心」を込めて調理することを現し、「庵」は以前やっておられた店名を引き継いでいるとのこと。


菜心庵 ラーメン / 高岳駅新栄町駅車道駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5



コメント (6)
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