I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「七里庵」でランチ

2010-10-13 | 蕎麦 市内
先日売り切れで振られた七里庵の味噌煮込みそばを食べようと、二人で西へ向かった。


12時を過ぎていたので混雑を予想していたが、テーブル席は空いていなかったものの、カウンターには先客が一人のみ。(ラッキー)




メニューを確認して、始めて見る女性スタッフに天ぷら煮込みそばランチ950円を注文。(別に若い男性も新たに加わったようだ。)

800円の方には味噌煮込みそばと書いてあるけど、950円の方は味噌煮込みじゃないの?とツレが言い出し若干不安にかられる。



ノラ・ジョーンズのジャズともカントリーとも取れるような歌声を聴きながら待っていると、まずはライスのみ登場。
次はグツグツと煮立って湯気がいっぱいのお待ちかね味噌煮込み。最後に少し遅れて天ぷらが別盛りで供された。




天ぷらの種は、海老・茄子・カボチャ・椎茸の4つ。わずか150円差ならこれは食べておきゃなきゃ損というもの。
さくっと揚がっていて、塩でいただくと旨い。もちろん煮込みも出汁の利いた汁の塩梅がよく、ごつっとした麺と共に最高だ。
以前よりも少し細くなっているように感じたが、ざらついた食感はいかにも挽きぐるみ。ちゃんと噛めばそばを実感できる。

カウンター越しに店主に尋ねてみたところ、つなぎの割合は10年かかった企業秘密ということで教えてもらえなかったが、
普通(?)の蕎麦程度とのこと。味噌煮込みうどんの固い麺を思い出ださせる強いコシは、練り方に極意があるそうだ。


手打そば 七里庵 そば(蕎麦) / 東枇杷島駅西枇杷島駅栄生駅
夜総合点★★★★ 4.0昼総合点★★★★ 4.0


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「角屋(かどや)」中区

2010-10-12 | 大衆酒場・立ち呑み
折角大須に出てきたことだからと、もう一軒ハシゴすることにして、街をぶらぶら。開店の17:00を待つことにした。


少し前に着いてしまったが、覗いてみたら入れてくれたので、コの字カウンターの端に陣取りビールを注文。
煙に燻された壁の竹は真っ黒になっていて、60年という年期を感じさせるもの。昭和の薫りが色濃く残ったとはこのことだろう。



砂ぎも、ねぎま、きゅうりをお願いすると、女将さんが「砂2、ねぎ2」と拡声器で焼き場の大将に伝える。(注文は2本単位)


きゅうりは女将さんが目の前で何やらごそごそ。わかめが挟まっていて、さっぱりと口直し。




焼きあがったねぎまは、小さな鶏肉でコリコリとした食感が楽しめる。大きな砂きもは半分に切ってあった方が個人的には嬉しい。
しばらく飲んでいると、隣に先ほどの店で見かけた男性二人組が入ってきた。皆考えていることは同じか(笑)


ビール2本を飲んでほろ酔い気分となり、勘定は1700円也。

満席になった店を出てみるとようやく暗くなり始めたようで、やきとりと書かれた提灯がやたら眩しい。

さて、酒臭い二人は混んだ地下鉄の中では静かに黙して家へ帰り、日韓戦でも応援しますか。

角屋 焼き鳥 / 大須観音駅上前津駅東別院駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0


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「末廣屋 (スエヒロヤ)」中区

2010-10-12 | 大衆酒場・立ち呑み
MOOK本「愛しの1000円酒場」の中のコラムで、最も気になった老舗名店酒場:中区OにあるSを探し出して行ってみることにした。

開店時間10分前には到着し、情報通り入口の引き戸が開いていたので、躊躇せずに店内へ突入。そこには既に先客がいるから驚きだ。
しかし大皿料理を並べたり開店準備に追われる店員が、飲み物など注文を聞いてくれるわけでもなく、ただじっとひたすら待つだけだ。



15:00の時報と同時に暖簾が出され、入店順にまずは飲み物の注文を大女将が聞いて廻る。私達は瓶ビールをオーダー。
(その頃には次々やってくる客でカウンターは満席、テーブル席も半分は埋まっている。)


飲み物が行きわたるとようやく料理を注文することが出来るので、カウンターの大皿から2品チョイス、それに絶品と評判のまぐろも。




Tちゃんと呼ばれる大将と常連の楽しいやり取りを聞きながら、途中で日本酒に切り替えて由緒正しい居酒屋の雰囲気を味わう。
カウンターに並んでいないし、メニューにも載っていない料理を頼んだり、わがままを言って調理法まで口を出している様子が可笑しい。



私もメニューにないサラダを注文。常連の真似をして胡椒を掛けてみたかったが、そこまでは一見の身としてはちょっと躊躇った。

大半の人がビール一本とつまみ少々30分ほどで切り上げていく中、1時間半ほど長居してしまったが、そろそろ退散しようと思う。

 並んだ瓶と皿を電卓で大女将が勘定。3440円也。


帰る頃にはテーブルも満席。入れ替わり立ち替わり、明るい内から呑める幸せ者が、世の中こんなに一杯いるんだな。

 とても気に入ったので、また寄らせてもらいます。

大衆居酒屋 末廣屋 居酒屋 / 上前津駅大須観音駅矢場町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5




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NAGARAGAWA FLAVOR

2010-10-11 | 車・ドライブ
晴天の下、岐阜城を遠くに見ながら、さらに北上しナガラガワ・フレイバーに到着。目的はギャラリー元浜だ。






ちょうど原田晴子陶展が開催されていたので、じっくりと鑑賞させてもらう。女性らしい柔らかなフォルムと色使いがいい感じ。






参考になるアイデア・技法を見つけたので今度真似てみようと思うが、なかなかこんな風にはできないだろうな。





その後併設されているベーカリー「326 TRE DUE SEI」を覗き、朝食用にパンを購入。







最後は「酒の中島屋」で芳水の特別純米ひやおろし山田錦を調達。本当の目的はこっちだったりして(笑)

      冷やが良い 燗酒が旨い わいわい がやがやと 秋の夜長

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「ちゃんぽん家 大光楼」一宮市

2010-10-11 | ラーメン 県内
岐阜へ行く途中、名岐バイパス沿いにあるで昼食を摂ることにした。ずいぶん昔に入った記憶はあるが、すっかり味は忘れている(笑)


12時前だが店舗前の駐車場はすでに一杯で、裏の方に新たに設けられた舗装されていない駐車場に車を入れた。
店に入ってみると、テーブル席がひとつとカウンター席が少し空いているだけで、ほぼ満席。テーブル席を勧められ向かい合わせに着座。

注文はもちろん名物のこの二品。 


決して綺麗とはいえない年期の入った店内や、きちんと役割分担が出来ているスタッフの作業を観察しながら待っていると、
まずはドーンとちゃんぽんの登場。この丼がやたらでかい、深さは然程でもないが径は30cmほどあるのでは(驚)



これまた大きいレンゲでスープを一口、胡椒風味も利いていてなかなか旨いではないか。海鮮も入っての具沢山がとても嬉しい。
丼を真ん中にして二人でどんどん箸を進めていると、遅れて出来上がった皿うどんがカウンター越しに手渡された。





今度の皿はさらに大きく、具沢山の餡もたっぷり掛かっている。ちょっと味が濃い目だと感じ、酢を一廻し垂らすことにした。
極細の麺との絡み具合もとてもよく、こちらもなかなかの逸品。しかしボリュームがありすぎて、一人で食べていたら途中で飽きるかも。


次回はピリ辛ちゃんぽん800円と太麺皿うどん800円に挑戦してみたい。帰る頃には行列が出来ていたのも納得の満腹感。


ちゃんぽん家 大光楼 本店 (そば・うどん・麺類(その他) / 稲沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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JAZZ名盤 BEST & MORE 999シリーズ

2010-10-09 | 音楽・CD
先日TOWER RECORDSを覗いたら、何と一枚999円でCDが売り出されていて思わず買ってしまった2枚。

どちらもLPで持っていたが、手放してしまい、聴くのはとても久しぶりだ。






まずはジャケットのキノコ雲からアトミックベイシーと呼ばれる1957年の名盤。Count Basie Orchestra 「Basie」。
一曲目から全開バリバリ、ビックバンドらしいドライブ感が実に気持ちいい。サド・ジョーンズなどソリストのアドリブも満喫できる。





二枚目は SONNY STITT plays arrangments from the pen of QUINCY JONES と本題は長いが、単にペン・オブ・クインシーと略される。
マイ・ファニー・ヴァレンタインで始まるスティットのアルトサックスは、クインシーの名アレンジに乗ってとても快調。お見事のひとこと!





  「JAZZ名盤 BEST & MORE 999シリーズ」第1期発売

名盤が50枚発売されているが、既に持っているものも多くセット買いすることはないが、欲しいと思わせるものもまだ何枚かある。
それにしてもCDが売れなくなっていると聞くものの一枚千円以下とは。高いお金を出して蒐集してきた私としては何とも複雑な気分だ。
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aoiku_cafe

2010-10-07 | カメラ・写真























                        



                             aoiku_cafe(アオイク カフェ) ~カフェと会話と物造り~





















    珈琲を飲んだだけなので、食べログ に投稿はしないけど 雰囲気4.5    (E-P1 + LUMIX G 20mm/F1.7)
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「蕎麦まつも」各務原市

2010-10-06 | 蕎麦 岐阜・三重
マイミクさんから教えてもらったまで、青空に釣られドライブすることにした。



                                                 (木曽川対岸に見えるのは犬山城)



ナビに案内されながら、犬山橋を渡り信号を左に折れたところで、学生時代の友人の家がすぐ近くにあったことを思い出す。



開店時間には少々遅れたが駐車場に車を停めて、丸窓のあるアプローチを奥へ進む。どうやら私たちが本日最初の客のようだ。
店内はテーブルが4卓で10席とこぢんまりとした感じだが、奥には座敷が2部屋あり、ガラスで仕切られた麺打ち場も確認できる。



窓際の席に付き、メニューを眺める。 

注文は三種類の蕎麦が食べ比べられる三色もり1600円とした。(本日壁に掛けられた木札は3種、田舎や変わりそばはなさそう。)


しばらく待つと盆に載って小さな重箱が運ばれてきた。しかも4つに仕切られていて、これでは足りないと瞬間的に判断してしまう。




まずは十割のせいろから手をつけたが、いざ食べてみると底が深く、意外とボリュームがあるのに驚く。尚、薬味に山葵はつかない。

 せいろは新蕎麦らしい風味もあって、コシもなかなかの逸品。

 さらしな粉のしらゆきは、細い春雨のよう。上品だが頼りないイメージ。

 荒挽きはやや太めで短いものもあり、ワシワシと噛み応えあり。


この中では喉越しのいいせいろが一番気に入った。ツユはもう少し辛目が好みだが、ダシもしっかりとしていて決して悪くはない。
ただ残念だったのは、三種が一度に供されたため、後の方ほど蕎麦が乾いてしまったことだ。(特に細いしらゆきは悲惨だった。)
然程混んでいるわけでもないので、一枚づつに分け茹でたてを提供してくれたら、もっと美味しくいただけたのではないだろうか。


蕎麦まつも そば(蕎麦) / 新鵜沼駅鵜沼駅犬山遊園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0







その後、折角犬山まで来たことだからと桃太郎神社を見学し、寂光院にも参拝。金比羅山ほどではないが結構疲れた(笑)

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「つけ麺 丸和 尾頭橋店」中川区

2010-10-05 | ラーメン 市内
丸和の2号店が開店したのは店主のブログで承知していたが、直後はきっと混んでいるだろうと敬遠していた。



もうそろそろいいだろうと訪問を決め、開店前に着こうと出かけたが、5分ほど遅刻。しかし店舗前の駐車場に空きを発見。
本店並みの行列を覚悟していたので、店内のカウンター席が半分しか埋まっていないのを見ると、意外な感じさえ受ける。


早速、券売機で丸和中華そば780円と丸和つけ麺800円のチケットを購入し、見たことのある女性スタッフ(娘さん?)に手渡す。
麺の量を選択できたので丸和中華は並、つけ麺は大盛りを注文。またランチタイムサービスのご飯も1杯、忘れずにお願いした。



店内の様子を眺めていると一見さんと思われる客も次々と来店し、ほぼ満席となったところで、BGMのジャンルが突然変化




さらにしばらく待つと、まずは丸和中華からカウンター越しに供された。 



あれっ、何だかボリュームが少ない!どうやら中盛りと言わなければならないところを、普通のつもりでつい並と言ってしまったようだ。






幸いツレのつけ麺を大盛り450gとしていたので、50gほど分けてもらって事なきを得た(笑)







さて、肝心の味の方はもちろん丸和テイストで美味しいのだが、何か1つ足りないようでいつもの満足感が得られない。
何だろうと考えてみたところ、それはあの愛嬌のある店主の笑顔と元気な挨拶だったことに気がついた。頑張れ2号店!

つけ麺 丸和 尾頭橋店つけ麺 / 金山駅尾頭橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


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「月の桂 祝」増田徳兵衛商店

2010-10-04 | 酒と肴
「飛露喜」が空いたので、先月京都へ行った際に「お酒のトミナガ嵯峨店」で調達した純米吟醸生酒 720ml 1764円の封を切った。


伏見の酒を購入しようとしていくつかの銘柄からどれにするかと迷っていたところ、京都でしか買えないと勧められたものだ。
ラベルをよく見てみると販売店欄にトミナガ嵯峨店と印刷されているが、まさかショップオリジナルの売れ残りじゃないだろうな?







「山田錦」「五百万石」「雄町」などという酒米はよく目にするが、京都府特産の酒造好適米「祝(いわい)」は今回初めて知った。
店のHPによれば完全無農薬・有機栽培を目指し、仲間と共に田植え・草取り・刈り入れなど米作りから携わっている様子だ。




さて、理想的といわれる中硬水で醸された酒は、その酒米の個性と独特な酸味から+1.5という日本酒度よりも随分辛口に感じる。
しかし一方で米らしい旨みもしっかり残していて、まろやかさや優しさという言葉も脳裏に浮かんでくる。尚、吟醸香は控え目だった。








「酒酣耳熟」とは、酒を十分飲んで上気し耳まで赤くしているさまをいうらしいが、今の私が正しくその状態か(笑)
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