このワインは、一部分に醸し発酵が行われていることを知り、購入を決めたワインです。現在広く行われている、低温にして発酵する方法から、以前のような赤ワインを造るように果皮浸漬を長く温度を高くすることで果皮がワインに影響を与えます。
色調は輝くような黄金色。成熟した洋梨、柑橘類の香りにホワイト ペッパーもしくはセージの香り。グレープ フルーツのような爽やかに切れのある優雅な酸にたっぷりした果実味は調和がよく奥深い味わいがあり。ミネラリーでスパイシーなアフターテイストに長い余韻が続きます。
3 5 10年後が楽しみなワインだと思います。
現代的な低温でのスキンコンタクトやマセラシオンは従来の設備では思いもよらない方法であったはずです。人工的に醸造環境を整えることにより、確かにクリアーなワインが出来たかもしれないが。同時に失ったものもあったはずです。必ずしも、技術革新からもたらされたワインが美味しいとは限らない。そのように考えると、これこそ温故知新だと言えると思います。
すべてのフラスカーティが、このスタイルを取り入れることには反対ですが。選べる選択肢が増えることは、楽しみが増えることですから、歓迎すべきだと思います。
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