toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「グッド・ラック」 清水保俊

2015年08月04日 | 読書日記
前半は1985年8月12日に御巣鷹山に墜落したJAL123便について、コックピットボイスレコーダーとフライトレコーダーのデータから、独自に事故当時の状況をノンフィクション風に再現しつつ、データの検証及び事故調の報告との違いなどを明らかにしようと試みる論文を挟んだドキュメント。

専門用語や飛行機の構造などの技術的な解説があまり親切でないため細かいところまでは理解しきれないが、納得できるような結論に至っている。

そのまま続く後半はコントロール不能になった飛行機を地上のスタッフと共になんとか制御して奇跡的に木更津沖に着水する感動のフィクション物語。




講談社
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