熱力学の発達の歴史をたどりながら分かり易く解説した本。
カルノー、ジュール、マックスウェル、ボルツマン、プランク・・・・といった大学の講義で、法則・方程式・定数などで登場した人物の背景と歴史的な仕事を紹介していて、ただ暗記するだけの式や定数が何となく身近になった。
熱力学の歴史の中にこんなエピソードが有ったのか・・・という話ばかりで面白く読めた。
ただ原文のせいなのか翻訳のせいなのか分からないけれど、意味が分からなかったり理解しにくい箇所がたまにあって読むのに苦労した箇所がいくつかあった。
終盤の情報量を熱力学と結びつける話と、宇宙全体をブラックホールに例える話ははじめてで目から鱗。
河出書房新社
カルノー、ジュール、マックスウェル、ボルツマン、プランク・・・・といった大学の講義で、法則・方程式・定数などで登場した人物の背景と歴史的な仕事を紹介していて、ただ暗記するだけの式や定数が何となく身近になった。
熱力学の歴史の中にこんなエピソードが有ったのか・・・という話ばかりで面白く読めた。
ただ原文のせいなのか翻訳のせいなのか分からないけれど、意味が分からなかったり理解しにくい箇所がたまにあって読むのに苦労した箇所がいくつかあった。
終盤の情報量を熱力学と結びつける話と、宇宙全体をブラックホールに例える話ははじめてで目から鱗。
河出書房新社