殺人未遂事件の容疑者が無戸籍だと判明するところから物語が始まる。
以前読んだ中島京子の「やさしい猫」のような話なのかと思いちょっと気が重くなった。
でも背景に重いテーマを抱えながら、冒頭の殺人未遂事件以外に次から次へと謎があらわれてゆく展開にすぐに嵌まって厚めの本も一気読み。
最後にはすべての謎はもちろん、懸案事項も無事に解決してめでたしめでたし。
いつも明るいハナが暗くなりがちな物語の良いアクセントになっている。
お茶の場面はずっと気になっていたから、最後のリョウの忠告で解決したけれど、あまりに不自然だし無くても良いエピソードだから、カットした方が良かったんじゃないかな。
東京創元社
以前読んだ中島京子の「やさしい猫」のような話なのかと思いちょっと気が重くなった。
でも背景に重いテーマを抱えながら、冒頭の殺人未遂事件以外に次から次へと謎があらわれてゆく展開にすぐに嵌まって厚めの本も一気読み。
最後にはすべての謎はもちろん、懸案事項も無事に解決してめでたしめでたし。
いつも明るいハナが暗くなりがちな物語の良いアクセントになっている。
お茶の場面はずっと気になっていたから、最後のリョウの忠告で解決したけれど、あまりに不自然だし無くても良いエピソードだから、カットした方が良かったんじゃないかな。
東京創元社