toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「パンに書かれた言葉」 朽木祥

2022年07月17日 | 読書日記
悲しすぎる。。

広島で生まれ育った父とイタリア人の母を持つ中学2年生のエリー。
母の実家で祖母から、父の実家で祖父母からエリーが聞く形で戦争が語られる。

ナチスに占領された村での出来事、原子爆弾が落とされた広島の様子。
ストレートに書いたら説教臭くなる話を、中学生の少女に語られる構成になっているので素直に心に入ってくる。

今すぐロシア語に翻訳してプーチンの読ませたい!!






小学館
コメント
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