言わずと知れた村上春樹の最新作。
内容は、ひと言で言えばラブファンタジー。
妹がまとめて買って、「私より読むのが早いから」と先に貸してくれた。
本当に兄思いの良い妹だとこと・・。
最初は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のように、全く違う2つの物語が交互に語られていく。
1の中ほどで、タイトルである「1Q84」の意味が示される。
そして1の終わり近くで共通の事件が登場し、2の冒頭で2つの物語の主人公である青豆と天吾の関係がほのめかされた後、だんだんそれが明らかになっていく。
物語が盛り上がって来たところで、別の物語になるので、読んでいてちょっとテンションが下がってしまう。
3の最後で、片方の主人公の青豆が別の物語の主人公の天吾の存在を知り、それ以降別々に進んでいた2つの物語が(時間的に)同時に進行していく。
4で両方の主人公がニアミスして、同時進行している2つの物語が一つになるのかと思いきや、5になると途中で登場した人物を主人公にした第3の物語が始まってしまう。
第3の物語は青豆と天吾を結びつける役目を果たしながらも独自に展開するため、しばらくは3つの異なる物語を代わりばんこに読むことになるけれど、徐々にそれぞれの物語が関連して行き、6くらいから同じ出来事をそれぞれの主人公の視点から語られる形式になる。
ちょうど宮部みゆきの「模倣犯」の手法のように。
そのへんから落ち着いてストーリーが追えるようになる。
主人公の一人、天吾が「数学と小説が好き」と言う点が私との共通点であります。
新潮文庫
1(BOOK1前編) 590円
2(BOOK1後編) 590円
3(BOOK2前編) 590円
4(BOOK2後編) 550円
5(BOOK3前編) 630円
6(BOOK3後編) 630円
内容は、ひと言で言えばラブファンタジー。
妹がまとめて買って、「私より読むのが早いから」と先に貸してくれた。
本当に兄思いの良い妹だとこと・・。
最初は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のように、全く違う2つの物語が交互に語られていく。
1の中ほどで、タイトルである「1Q84」の意味が示される。
そして1の終わり近くで共通の事件が登場し、2の冒頭で2つの物語の主人公である青豆と天吾の関係がほのめかされた後、だんだんそれが明らかになっていく。
物語が盛り上がって来たところで、別の物語になるので、読んでいてちょっとテンションが下がってしまう。
3の最後で、片方の主人公の青豆が別の物語の主人公の天吾の存在を知り、それ以降別々に進んでいた2つの物語が(時間的に)同時に進行していく。
4で両方の主人公がニアミスして、同時進行している2つの物語が一つになるのかと思いきや、5になると途中で登場した人物を主人公にした第3の物語が始まってしまう。
第3の物語は青豆と天吾を結びつける役目を果たしながらも独自に展開するため、しばらくは3つの異なる物語を代わりばんこに読むことになるけれど、徐々にそれぞれの物語が関連して行き、6くらいから同じ出来事をそれぞれの主人公の視点から語られる形式になる。
ちょうど宮部みゆきの「模倣犯」の手法のように。
そのへんから落ち着いてストーリーが追えるようになる。
主人公の一人、天吾が「数学と小説が好き」と言う点が私との共通点であります。
新潮文庫
1(BOOK1前編) 590円
2(BOOK1後編) 590円
3(BOOK2前編) 590円
4(BOOK2後編) 550円
5(BOOK3前編) 630円
6(BOOK3後編) 630円