前半あまりにひどい両親に、現実味が無くなるし、読み続けるのも辛くなる。
今まで辻堂ゆめは多少問題点を感じながらも楽しく読めたのに、はじめてハズレかも・・と思い始めたところ、第一章の終わりに「復讐」と言う言葉が出てきて、物語の新しい展開が見えて希望が湧いてくる。
「復讐」が何かは最後まで明かされないけれど、1ページだけの短いプロローグが関係しているんだろうと思っていると、そこに至るまでの関係無い場面として登場してしまう。
結局最後に「復讐」が果たされるけれど、引っ張った割には現実的ではなくて肩透かし。
物語のクライマックスが「復讐」となっているためか、その後のことはエピローグで簡単にまとめて語られているけれど、そこももう少し詳しく書いてもらいたかった。
と、色々書いたけれど、まあ面白かったです。
2023.7.29
双葉社
今まで辻堂ゆめは多少問題点を感じながらも楽しく読めたのに、はじめてハズレかも・・と思い始めたところ、第一章の終わりに「復讐」と言う言葉が出てきて、物語の新しい展開が見えて希望が湧いてくる。
「復讐」が何かは最後まで明かされないけれど、1ページだけの短いプロローグが関係しているんだろうと思っていると、そこに至るまでの関係無い場面として登場してしまう。
結局最後に「復讐」が果たされるけれど、引っ張った割には現実的ではなくて肩透かし。
物語のクライマックスが「復讐」となっているためか、その後のことはエピローグで簡単にまとめて語られているけれど、そこももう少し詳しく書いてもらいたかった。
と、色々書いたけれど、まあ面白かったです。
2023.7.29
双葉社