toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「つくもがみ笑います」 畠中恵

2019年03月01日 | 読書日記
出雲屋の付喪神の、野鉄、月夜見、お姫、うさぎ、猫神の5人が誘拐される。
監禁していたのは、阿真刀、文字茶、白馬と言う3人の付喪神達。
何とか脱出して出雲屋戻った5人だったが、猫に追われて二百年前に作られて付喪神になった屏風に入り込んでしまった利休鼠を助けるため、今度は五位、野鉄、月夜見、お姫、猫神の5人が屏風に入っていく。
ところが屏風の中で、阿真刀、文字茶、白馬の3人と再会する。
一緒に助け合ううちに友達になってしまう。
そして阿真刀達は戻る時に、昔の仲間の加羅刀と素々女を連れてくる。
騒動が収まったころに今度は、出雲屋の付喪神達の誘拐犯の春夜と元締めで義父の阿久徳屋が訪ねてくる。

こうして新しい登場人物達が出そろったところで、また新たな事件が発生。
今度は十夜、春夜が侍に襲われる。
阿久徳屋は危うく死にかける。
果たして、これらは関連しているのか?
出来上がって百年経って付喪神になったという百年君とは??

読んでいると、設定が似ていてしゃべり方が同じなので、高橋由太のオサキシリーズと混乱してしまうことが何度か有った。
妖怪はみんな同じようなしゃべり方するのかな(笑)??



角川書店

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