著者が医学部を目指すところから小児科外科医になって国際学会に招待されるまでの青春期。
事実に基づいた小説なのかと思っていたら、著者はエッセイのつもりで書いたものだったらしい。
連作エッセイと言えないことも無いけど・・・。
医者で文士の人は多いけど、この本の著者も構成や文章が上手くてとても読みやすく分かり易い。
分子生物学は私も片足突っ込んだことが有ったので興味深かった。
私がこの分野に関わったのは、彼が研究していた頃より10年くらい後だったが、昔の大変さが良く理解できた。
私は工学部を出てエンジニアになったけれど、医者とエンジニアには共通点が多い。
ただ、エンジニアには「失敗して覚える」とか「とりあえずやってみてダメだったらまた考える」ということが当たり前だけど、医者は失敗は許されないというところが最大の違いですね。
登場人物が全員カタカナで表記されているけれど、読みにくいだけなので普通に漢字で書いてもらいたかった。
CCCメディアハウス
事実に基づいた小説なのかと思っていたら、著者はエッセイのつもりで書いたものだったらしい。
連作エッセイと言えないことも無いけど・・・。
医者で文士の人は多いけど、この本の著者も構成や文章が上手くてとても読みやすく分かり易い。
分子生物学は私も片足突っ込んだことが有ったので興味深かった。
私がこの分野に関わったのは、彼が研究していた頃より10年くらい後だったが、昔の大変さが良く理解できた。
私は工学部を出てエンジニアになったけれど、医者とエンジニアには共通点が多い。
ただ、エンジニアには「失敗して覚える」とか「とりあえずやってみてダメだったらまた考える」ということが当たり前だけど、医者は失敗は許されないというところが最大の違いですね。
登場人物が全員カタカナで表記されているけれど、読みにくいだけなので普通に漢字で書いてもらいたかった。
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