明日12月18日(日)は、クリスマス礼拝として守ります。午前9時からの教会学校は、お休みしています。午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは、「天に栄光、地に平和」、賛美歌は「主を待ち望むアドヴェント」(4番)、「きよしこの夜」です。感染症対策をして礼拝を行っています。ご理解の上、ご出席ください。
敵基地を攻撃するための軍備を持つという、これまでの憲法解釈を180度転換したような閣議決定がなされたとのこと。その文書の中に、「愛国心」も含まれているとのニュースを見ました。よほどの高い徳を有していないと「愛国心」などは語れないものだと思いますが、不祥事にまみれた議員のセリフではないと思います。この国は、ずいぶんと前からおかしな状況が当たり前になっており、自明性の喪失を感じざるを得ません。
私たちが何か決定するとき、賛成が過半数なら決定するというのが民主主義のルールだと認識しています。重要な決定の際には、3分の2以上の賛成を必用とするルールもあります。ただし、それは会議の全員を対象にしているというのが前提になっています。全員が採決に参加し、過半数とか、3分の2以上なら決定するというのが民主主義なのです。
一方で、選挙に行く人が概算で40%いて、そのうち21%以上を取ったら与党になり、19%以下なら野党になるというのがこの国のルールです。しかし、21%の人が賛成したからといって、たとえ閣議決定だとしても憲法を越えるような決定をして良いのかという自明性が問われないところが大いに問題ではないかと思います。21%では、国民の過半数や3分の2には達していません。
この国は、21%の人によって憲法解釈を180度転換するようなことができるとしたなら、それは民主主義の欠陥ではないかと思います。市井の人としては、選挙に100%の人が足を運んで投票することが重要かと考えています。60%の人たちは、自分たちが軽んじられていることに早く気がついて欲しいものだと思います。