新・空と鷹と鉄の間に

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300系新幹線引退

2011-10-25 21:02:05 | 鉄道

1992年に登場し、東海道新幹線をひかり主体のダイヤからのぞみ主体のダイヤに建て替えた功労者、300系新幹線電車が来年3月に東海道・山陽新幹線から引退します。
1992年に東海道新幹線を最高速度270km/hで走り、東京-新大阪間2時間30分で結び、のぞみ時代を作り上げました。「のぞみ型車両」は300系にだけ与えられた称号でした。しかしN700系に追われ、次第にこだま・ひかり運用が主体となりました。それでも臨時のぞみでその健脚を披露していましたが、いよいよ引退が発表されてしまいました。そして最新の時刻表ではこだまですら700系主体になってしまい、300系運用の列車を見つけるのが難しくなっています。
東京-大阪を往復するようになって、最初のころは新大阪20時台のひかり号で300系を利用していましたが、最近はすっかりのぞみか、飛行機で飛ぶようになってしまいました。300系が走り始めたからこそ東京-大阪間で気軽に行き来できるのですから、なにか感慨深いものがあります。

写真は新富士-静岡間にて。