新・空と鷹と鉄の間に

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Nゲージ 583系秋田車両センターN1.N2編成

2017-01-16 20:30:57 | 鉄道

583系寝台電車は夜は3段式寝台で寝台特急、昼は座席に展開し昼行特急として活躍できるように登場した581系電車の改良型で、クハネ583はクハネ581で床上にあったMG(電動発電機)やCP(空気圧縮機)を床下に降ろして定員を増やした形式です。MGについては581系よりも大容量のものを搭載しています。
実車は青森運転所に所属し、長い間上野発の夜行列車や新幹線連絡の特急はつかりで活躍していましたが、2002年の東北新幹線八戸開業で余剰となり、2003年に仙台車両センターに転属し波動用車両として活躍しました。定期運用は持たずに団体列車や磐越西線快速あいづライナーなどで運転されていました。しかし小山車両センターから波動用の485系が転属してきたことと、秋田車両センターに所属していた編成の老朽化に伴い、2011年に秋田車両センターに転属、団体臨時列車やディズニー臨のわくわくドリーム号で活躍しました。特にわくわくドリーム号は夜行列車で寝台電車の特性を遺憾なく発揮する運用でした。

模型は秋田車両センターに所属する最後の6両の現在の姿を模型化しています。寝台電車を特徴づける深い屋根や青とクリームのツートンカラーも的確に再現しています。2016年に床下機器がこれまでのグレーから本来の黒に直された姿も再現しています。
こちらもトミックスのハイグレード仕様で、細かい部品は取り付けていません。行先表示幕が抜けているのが気になるので、行先表示シールをどこかで調達してつけたいと思っています。