新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2020〜2

2020-09-25 20:50:43 | 旅行

新千歳空港駅へゆき、今後の指定を取ったりします。当初の予定では新千歳空港0906発の快速エアポート91号に乗って小樽・倶知安・長万部を経由して函館へ向かうはずでしたが、早朝に電気シェーバーの刃が壊れるというトラブルに見舞われ、札幌へ向かって駅前の家電量販店で替え刃を購入する事になってしまいました。函館に特急で往復するだけというなんとも意味のないことになってしまいましたが、特急に4時間近く乗れるのでよしとしましょう。

というわけで0918発快速エアポート93号に乗ります。快速エアポートの号数は異常にでかい数字ですが、発車時間と発車順序の組み合わせになっており9時台に発車する列車は90番台となっています。新千歳空港発は奇数、札幌発は偶数となっており、新千歳空港発は61号から227号まで、札幌発は50号から210号まで設定されています。荷物もあるので4号車の指定席に座ります。

快速エアポートには3ドア転換クロスシートの721系と3ドアロングシートの733系が運用についています。エアポート93号は721系電車で運転でした。721系はJR発足初期に札幌近郊で走っていた711系や50系51形客車列車を置き換えるために登場した電車で北海道らしいデッキ付きの電車となっています。学生時代から走っているので、そろそろ置き換えの時期でしょうか。

北海道に着いてからコーヒーブレイクをと思っていたので、北海道限定のジョージアでちょっと一服。流れ行く北の車窓を眺めながらのコーヒータイムです。0918に新千歳空港を発車。空港を出ると南千歳・千歳・恵庭・北広島・新札幌と札幌のベッドタウンに停車していくので、札幌へ仕事・所用で向かわれる風情の人が乗って来ます。

新千歳空港から40分ほどで道都札幌に。豊平川の橋梁を渡ると札幌のビル群が見えてきます。荷物をまとめて降りる準備。

札幌には0957に到着。ホームに降りるとちょっと涼しい感じで、風が心地よいです。

JR北海道の駅で必ず見られる国鉄時代からのすみ丸ゴシックとホーロー板の駅名標。この駅名標を見ると北海道に来た感じがします。
大きな荷物をコインロッカーに収めてから駅前にあるビックカメラで目的のものを購入します。すぐに見つかったので函館に向かう特急の時間までフリーとなりました。そこで札幌時計台へと足を向けます。

札幌時計台は言わずと知れた札幌の有名観光地で、ビルに囲まれて想像以上に小さく見えることから三大がっかり名所とも言われています。これまでなんどもこの時計台を見ているのですが、中に入ったことはないので入館料を払って入ります。

館内は札幌時計台の歴史とともに札幌農学校(現在の北海道大学)の歴史も紹介。また札幌時計台の整備に関わる事柄も展示されていました。個人的には時計台の時計を動かしている装置に興味をそそられました。館内にはクラーク先生と一緒に写真を撮れるスポットもありました。

時計台は札幌市の御当地マンホールにも採用されており、敷地の一角にカラーマンホールがありました。

国道12号線の向こう側から時計台を見るとビル群に囲まれた様子が見られます。

時計台から大通公園へでてさっぽろテレビ塔の姿も見ておきます。大通駅から地下鉄南北線に乗り一駅。さっぽろ駅で降りてJR札幌駅へ。時刻表を見て岩見沢方面への列車に乗ります。

次の苗穂駅で下車。ここで北の40入場券を購入。苗穂駅は2018年に移転開設された新しい橋上駅舎になっていました。かつては300m東側にあり、1935年建築の駅舎がありましたが、ホーム共々解体されて面影がなくなっていました。

駅名標はプラスチック製ですが、すみ丸ゴシックのホーロー板の駅名標を模して作られています。手稲方面ほしみ行きに乗って札幌駅へと戻り、お昼のお弁当をセイコーマートで買って、コインロッカーから荷物を回収します。