新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2020〜6

2020-09-29 19:54:33 | 旅行

宿に入ってちょっと休憩してから出かけます。地下鉄に乗るのですが、さっぽろ駅へ行くよりも北12条駅へ行った方が近そうなので、歩いて北12条駅へ。


北12条駅から地下鉄南北線に乗ってゆきます。札幌の地下鉄は、地下鉄ですが、あるべきはずのレールがなくゴムタイヤで走っています。そのため走行音も独特で駅で待っていると「キュンッ、キュンッ」とサードレールを集電靴が叩く音が聞こえます。それが札幌の地下鉄独特の音になっています。

南平岸駅で地下鉄を下車。南平岸といえば水曜どうでしょうファンには有名ですね。

平岸高台公園と旧HTB本社です。この平岸高台公園で主に水曜どうでしょうの前説・後説が撮影され、水曜どうでしょうファンにはあまりにも有名な、そしておなじみな公園になっています。テレビ画面の中にあった景色が目の前にあるのはなんだか不思議な感覚でした。

公園の最上部へ登ってみます。平岸の街並みと藻岩山、遠くに手稲山も見えます。よく見ると地下鉄のシェルターが上がってきているのも見られます。これだけの高さがあるのはやはり豊平川の作った河岸段丘のおかげでしょう。この辺りには河岸段丘地形が存在しており、そのせいかこの辺りは坂道が多いです。もっとも札幌の市街地自体、豊平川の作った扇状地の上にあり、札幌駅からすすきのの方に向かって標高が高くなっています。ほとんどの人は気付かないでしょうけど。

平岸高台公園から旧HTB本社へ。今もonちゃんが出迎えてくれます。ようこそ南平岸への字は嬉野Dの書でしょうか。そんなことにもいちいち反応してしまいます。

対面の駐車場の道路側にはさりげなくonちゃんの石板が。丸い形をしていて一見マンホールのようにも見えますが、オブジェのようです。これはそのまま残しておいて欲しいですね。

一ローカル放送局の旧本社ですが、観光名所的になっているのはある意味すごいと思います。しかし売却が決定しているのでそう遠くないうちに解体されるものと思います。いつまであるのかはわかりませんが、水曜どうでしょうファンとしてはとりあえず見れて良かったです。

地下鉄南平岸駅からも旧HTB本社を見てから、地下鉄に乗ります。

地下鉄でやってきたのは言わずと知れた札幌の繁華街すすきの。ニッカウヰスキーのこの看板はあまりにも有名ですね。別に飲みにきたわけではなく、目的は別のところにあります。

それがこちら。札幌市電です。札幌市電はかつては札幌の市内で8系統が走っていましたが、1974年に西4丁目ー電車事業所前ーすすきの間を残して廃止されてしまいました。が、2015年に西4丁目とすすきのの間が延伸され、現在は環状運転をしています。その延伸区間に乗車しにきました。
新たに延伸された区間はサイドリザベーション方式となっており、の区間にある狸小路電停と内回り線西4丁目電停は歩道上にあり、電車へのアクセスがしやすくなっています。延伸区間に乗ってから南一条通を西2丁目まで歩いてから大通り公園を横切ります。

さっぽろテレビ塔の前を通過。さっぽろテレビ塔もライトアップとイルミネーションで飾られていました。

大通り公園を超えて北1条西2丁目のさっぽろ創世スクウェアに移転しているHTB現本社のonちゃんテラスにも寄り道。残念ながら営業時間外だったので外から見ることしかできませんでした。

北一条通りを歩くとすぐにライトアップされている札幌時計台の横に出ます。閉館している時間帯なので観光客は誰もおらず思う存分撮影できます。札幌駅前通りに出て記憶を頼りに25年前に入ったラーメン屋さんへ。

味の時計台札幌本店で味噌ラーメンで夕食。25年前確かに入ったお店でした。久しぶりの札幌ラーメン、美味しくいただきました。

ラーメンでお腹を満たしてからホテルへ戻ります。赤レンガの北海道庁もライトアップされています。整備されている北三条通りから見る姿もなかなかいい感じです。

札幌駅前通りを歩き、札幌駅へ。このまま札幌駅構内を通っていけばいいのですが、ちょっと寄り道をして北5条西5丁目の紀伊国屋書店へ。

その道すがら、日本でここだけしかないというポストを見かけました。郵政省から郵政事業庁へ変わる時に設置されたようです。
紀伊国屋書店に寄って北海道の本をと思いいくつか見ますが、結局は旅と鉄道誌の鉄道BIG4特集号が目についたのでそれを買ってホテルへと戻りました。