新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

東西線全通30周年記念SFメトロカード

2021-09-07 20:38:00 | 鉄道


1989年の地下鉄東西線全通30年を記念して発行された営団地下鉄のSFメトロカードです。
営団地下鉄東西線は1964年に高田馬場ー九段下間で開業。1966年には中野ー高田馬場、九段下ー大手町間が開業し、国鉄中央線と相互直通運転を開始、1967年に大手町ー東陽町間、そして1969年に東陽町ー西船橋間が開業し、地下鉄初の快速運転も開始しました。
物心ついた頃から東西線沿線に住み、地下鉄といえば東西線である私は高校に入りたてでしたが、当然のように買っていました。

カードの写真は深川検車区に並ぶ東西線車両。5000系、5000系アルミ車、8000系、05系の4編成です。
と、さらっと書きましたが紫帯の電車が並ぶのはレアな写真となっています。紫帯の電車は半蔵門線用の8000系。1987年から88年にかけて8012〜8014の3編成が東西線に暫定的に投入されていました。当時の東西線の5000系は10両編成と7両編成が存在し、その編成の組み替えと05系の新造のタイミングで車両が不足したため、1989年の半蔵門線水天宮前延伸開業用の編成を先行投入したものです。東西線初の冷房車の称号も得ています。
05系の投入により本来の半蔵門線に戻りましたが、ドア上に貼られた東西線のステッカーの貼付跡は後年まで残っていました。
ちなみに05系は001編成。現在は3両になって千代田線北綾瀬支線で活躍しています。当時主力の5000系はセミステンレス車とアルミ車の編成。冷房改造・制御装置交換前で種別表示が別になっている姿です。快速電車は種別表示機に「地下鉄 快 速」の表示を出して快走していました。




日比谷線・東武伊勢崎線相互直通運転30周年記念メトロカード

2021-09-07 18:49:00 | 鉄道


1992年に発売された営団日比谷線・東武伊勢崎線相互直通運転30周年記念のメトロカードです。1962年に営団地下鉄日比谷線北千住ー南千住、仲御徒町ー人形町間が開通した際に東武伊勢崎線北千住ー北越谷間に乗り入れ、営団地下鉄初の相互直通運転が開始されました。
その後、1966年に北春日部、1981年に東武動物公園まで乗り入れ区間が伸び、現在は日光線南栗橋まで乗り入れています。

メトロカードは券売機できっぷが買えるカードで、国鉄のオレンジカードの地下鉄版といった感じです。営団地下鉄ではこのころ開業した南北線限定で乗車もできるNSメトロカードを発行して、南北線赤羽岩淵ー駒込間で試行の後、SFメトロカードに進化します。
カードには当時の主力であった東武20000系と営団03系が描かれています。今や両者とも引退しています。カードは未使用ですが、すでに駅では使用できずただの磁気カードになってしまいました。
2022年には東京メトロ日比谷線と東武スカイツリーライン相互直通運転60年を迎えます。