新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

富山の休日〜2

2022-05-04 08:32:00 | 旅行
4/23、早朝5時。窓の外を見ると曇ってはいますが山並みが見えたので、そそくさと着替えて朝の街へと出ます。

あいの風とやま鉄道の始発電車が発車したばかりの富山駅前は、ガラーンとしていました。新幹線ホームに停車しているのは昨晩の最終電車で金沢からやってきた電車でしょうか。ホーム滞泊をして金沢行きの始発のつるぎ号になる電車だと思われます。富山駅の中を通り抜けて富山駅北口へ。

と、その前に富山駅南口にはこのような撮影スポットがあります。この撮影枠は富山城址公園の他、富山市内に数カ所あるようで記念撮影にはもってこいの場所になっています。

富山駅北口から富岩運河環水公園に向かう途中、ビルの谷間から立山連峰の姿が見えます。

こちらは富岩運河環水公園にあるオブジェ。近くに富山県立美術館があるので、その美術館の展示物の一部のようです。照明設備があるので夜になるとライトアップされる様子。暗い中で見るとちょっと怖そうです。

富山市街地と富山湾沿いの岩瀬港を結ぶ富岩運河の船だまりに整備されたのが富岩運河環水公園。市民の憩いの場ともなっているこの公園。早朝ながらも散歩やジョギングをしている人がいました。

運河にかかる天門橋に登って見ると朝焼けの空に立山連峰が見えました。肉眼だと綺麗に見えたのですが、写真に撮るとどうもぼやけて見えます。

こちらが富岩運河環水公園のシンボルでもある天門橋。両側の鋼トラス橋が中央の鋼単純非合成箱桁橋にヒンジで接続されている…と2017年11月の記事でご紹介しています。前回とほぼ同じアングルで撮影していますが、今回は橋のアーチの下にわずかに立山連峰が見えています。

この天門橋の下からは富岩運河をめぐるクルーズ船も出ており、岩瀬浜まで行くことができ、富山市内軌道線の富山港線と組み合わせて周遊することもできます。

富岩運河環水公園から駅へ戻ってくると、駅近くの公園に9600形蒸気機関車が保存されていました。この9600形9628号機は富山機関区に所属して、富山操車場で入れ換え機関車として活躍していた機関車で、廃車後は富山城址公園に保存されていたのですが、こちらの公園に移設されてきたようです。この辺りはかつて富山駅の構内で客車区も置かれていたので、保存先にはもってこいの場所ですね。

6時を回って動き出した富山市内軌道線の電車を見てホテルへ戻ります。朝ごはんをコンビニで買ってから部屋へ戻って支度をします。