横川を発車したSL碓氷号は高崎へ向けて勾配を下ってゆきます。横川から団体さんが乗って盛況の車内ですが、幸いなことに我がボックスには相席客もなく、緑眩しい車窓を、加速時と減速時に前後に揺れるSL牽引列車独特の乗り心地とともに楽しみます。
SLと言えば車窓に流れてくる煙。磯部駅発車の際には車窓にも煙が流れてきました。SL列車に乗っていると感じさせる瞬間です。
沿線では麦が収穫の時期を迎えており、黄金色に染まった麦畑が車窓を彩ります。その横で田植えも行われており、緑との対比が面白いです。
安中駅では6分停車。団体さんはここで下車してゆきました。D51は簡単な点検整備を受けます。その間は絶好の撮影タイム。
牽引機のD51にもカメラが向けられていますが、後ろから押しているDD51にも撮り鉄のカメラが向けられています。今や貴重なDD51の姿をこちらも写真におさめます。
1559に安中を発車すると次第に家並みが続くようになり高崎へ向けて走ります。高崎には1618に到着。今一度D51の姿を見てから新幹線乗り場へ。
東京への帰りの新幹線は1647発Maxとき330号。引退決まった2階建新幹線E4系の2階席に指定を取り、2階建新幹線からの眺めを楽しみます。列車はほぼ満席で隣の席もうまるぐらいの混雑。東京駅には1747に到着しました。
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