新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

道東ドライブ旅〜3

2023-10-25 20:05:25 | 旅行
阿寒湖温泉街をぶらぶらと歩きます。平日の10時すぎともあってほとんど観光客もおらず静かです。阿寒湖観光船乗り場まで歩いて行きます。

この日は雨の予報も出ているほどの天気でどんよりと曇っていました。ちょうど観光船が到着するところで、船には観光客が大勢乗っていて活気がありました。そして観光船乗り場の前にはカラーのご当地マンホールがこれでもかというぐらいに並んでいました。

こちらはマンホールカードの座標蓋。たんちょうとマリモが描かれています。

阿寒町時代のものでしょうか。観光船とマリモが描かれています。ちなみに阿寒湖にはブラタモリでタモリさんも訪れており、観光船乗り場にもしっかりと立っておられました。
観光船乗り場から車を置いている駐車場へ戻る途中で、先ほど通って気になっていたパン屋さんでお昼ご飯用のパンを買います。この辺りでホテルを展開している鶴雅グループの経営しているPan de Panというお店で手作りのパンを販売していますいくつか惣菜パンを買ってみました。斜向かいのローソンで飲み物を仕入れてから車へ戻って弟子屈方面へと向かいます。

国道241号阿寒横断道路を走ります。途中で双湖台という展望台があったので寄ってみますが、ほぼ廃墟と化したレストハウスの前からわずかにパンケトーとペンケトーの姿が見えるだけ。しかも雨も降り始めたので早々に車へ戻って走ります。山の中を走っているのか次第に霧が激しくなってきた上にカーブと坂道の連続になってくるので、ライトをつけて慎重に走ります。下り坂ではエンジンブレーキを併用して山道を下ってゆきます。幸い他に走っている車もないので自分のペースで走れるのは負担が少ないです。

山を降りて弟子屈市街へ向かう道は北海道らしいまっすぐな一本道。思わず車を止めて車内から撮ってしまいました。

弟子屈市街地へ入り道の駅摩周温泉でトイレ休憩。町から町までの間が平気で30~40kmぐらいあるのはさすがは北海道です。弟子屈郵便局に寄ってからJR摩周駅へ。摩周駅の駐車場で買ってきたパンでお昼ご飯。すっかり冷めてしまいましたがふんわりで美味しく、カレーパンもなかなかの美味しさでした。
お昼ご飯を食べながらこの後のルートを検討します。別海から浜中へでて釧路へ向かうか、標茶から向かうか地図を見ながら検討しますが、別海方面は明日にも通るので、標茶経由で釧路方面へと向かうことにします。国道391号線を標茶方面へと南下してゆきます。半日ほど走っていますが、牧草地と牛のいる風景や地元民の速度の速さにだいぶ慣れてきて、自車の速度もやや速めとなってきているのにはびっくりです。これが慣れというものなのでしょうか。あまり北海道のペースになれるのもどうかと思うのでほどほどの速度で走ります。
またまた30kmほど走って標茶町の市街地に入り、標茶駅へ向かいます。この標茶町は高校生の時に初めて訪れた北海道の町。当時住んでいた市川市の青少年交流事業の一環で、これまた当時東京港と釧路港の間を運航していた近海郵船のフェリーで渡道し、標茶町の同年代の中高生と交流した記憶があります。その時に釧路川の河川敷にテントを張って宿泊したと思います。その釧路川を渡る橋から見た河川敷は一瞬にしてあの時の記憶を呼び覚ませてくれました。が、駅前通りは30年以上の時が過ぎているせいかあまり印象がありません。ともあれ30数年振りに標茶町へと足を踏み入れました。

標茶駅近くの駐車場に車を止めれまずは標茶駅へ。入場券を買ってから標茶郵便局へ。駅から郵便局というわずかな距離ですが、30数年振りに標茶町を歩きました。あまり感慨がないのは駅前付近の建物なども新しいような感じなので、あの時とは変わっているのかもしれません。車に戻ってこの先のルートを地図で確認してから出発します。
標茶から厚岸まで道道14号厚岸標茶線を走りますが、町から離れるとほぼ牧草地と森の中を走ります。時折見かけるのは牛。車もほとんど走っていない中を淡々と走ってゆく感じです。おまけに雨も降り出してきて視界も良くない中を音楽を聴きながらひたすら走ります。厚岸町に入りしばらくしてから太田という町にでて人の気配を感じるとなんだかホッとします。郵便局に寄って厚岸の中心街へ。

JR厚岸駅によって北の大地の入場券を買おうと思うと窓口がお昼休み中でした。そこで郵便局に先に行ってから戻ってくることにします。厚岸大橋を渡った先にある郵便局にも行って駅へ戻ります。この往復の間に警察車両がやたらと多かって理由がわかりました。厚岸町で9/16・17に第42回全国豊かな海づくり大会が開催され、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぐということで、警備のために警察官が集まっているようでした。
JR厚岸駅に戻って北の大地の入場券を購入してから釧路へと向かいます。その前にトイレに寄るために道の駅へ。

道の駅からみた厚岸の町と厚岸湾。厚岸といえば牡蠣が有名で、駅弁フェアの定番でもある氏家待合所のかきめしも有名で、駅前に販売所がありました。そんなものには目もくれずというか、食べる気がしなかったので道の駅を後にして釧路へ向かいます。もちろん道すがら郵便局に寄り道も忘れず。とはいえ人のいるところが駅のあるところなので、かなりの距離を走りました。尾幌、別保、東釧路と駅近くの郵便局に寄って釧路市街地へ。本日のお宿はANAクラウンプラザ釧路なのですが、一度幣舞橋を渡り対岸にある釧路市上下水道庁舎でマンホールカードをいただいてからお宿へ向かいます。
チェックインして部屋に入ると疲れが出たのでしょうか、出かける気やどこかお店で食べようかという気もなくなり、ホテルのすぐそばのローソンで食べ物を仕入れてホテルの部屋で夕食を食べました。すぐそばに海鮮炉端焼きの店や、釧路フィッシャーマンズワーフMooがあるというのに何をしているのでしょうか。まあ食事というよりも道行を楽しむというのも一つのスタイルなのでそれは人それぞれです。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿